エンタメ・アイドル
かたせ梨乃、岩下志麻のオーラに「首が座んなくなっちゃった」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.06.05 20:00 最終更新日:2019.06.05 20:00
女優のかたせ梨乃が、6月3日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した。
番組で司会の黒柳徹子から、映画『極道の妻たち』(1986年)で共演した岩下志麻について、「近寄れない感じだった?」と聞かれたかたせ。
「その前に大河ドラマの『草燃える』で共演させていただいてたんですけど、(そのときは)影の方からちらっと(岩下を)見ている感じだった」と明かす。
しかし『極妻』で姉妹役に大抜擢。「本当に目の前にいらっしゃって。眩しいぐらいの銀幕のスターのオーラがあった。2人できょうだい喧嘩のシーンでも、あまりの華やかさに緊張して首が座んなくなっちゃった」と振り返る。
映画での姉妹役を機に、岩下を「お姉ちゃん」と呼ぶようになり、メールアドレスを交換したというかたせ。
「『(テレビや映画の)これとこれに出ます』ってお送りすると、必ず録画を撮って見てくださって『あのときの洋服はよかったね』『あのときの芝居はよかったね』と、絵文字いっぱいのお返事をくれる。とっても優しいんです」と明かしていた。
一方、かたせから「お姉ちゃん」と慕われる岩下は、『極妻』での共演シーンを、2014年12月12日号の「週刊ポスト」でこう振り返っている。
「本番はやっぱり、お互い全力でぶつかりあいました。叩いたり、髪を引っ張ったり本気でやり合ったので、髪の毛は抜けるし、着物はびりびりに破けるし。撮り終えた時にはゼェゼェして、めまいがして、控室で休ませてもらった記憶があります。梨乃ちゃんとはほぼ全作でご一緒していたし、本当の姉妹みたい」
そんな岩下は、共演後、かたせにこんなアドバイスをしていたらしい。2018年7月22日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、かたせがこう明かしている。
「『極妻』が終わった後ぐらいに、『梨乃ちゃん、一回結婚して子供を産んだ方がいいわよ。それも女優として一つの経験だから。結婚しない女優さんも多いけど、した方がいい』って。でも(私は)できなかった(笑)」
『徹子の部屋』では、「大作だったので、本当に胸をお借りするつもりでやらせていただいた」と『極妻』での岩下に対する感謝を述べていたかたせ。30年以上に渡る交流は、今後も続いていくことだろう。