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平野レミ、亡き夫・和田誠さんの思い出を語る「悲しくて悲しくて」

エンタメ・アイドル 投稿日:2020.02.12 15:21FLASH編集部

平野レミ、亡き夫・和田誠さんの思い出を語る「悲しくて悲しくて」

 

 2月12日、『ノンストップ』(フジテレビ系)に料理愛好家の平野レミが出演。2019年10月に亡くなった、イラストレーターで夫の和田誠さんとの思い出を振り返った。

 

 平野は、2019年7月に和田さんが体調を崩した当時について、「前日まで、ちゃんとご飯を食べていたんですよ。ラッキョウが好きだったから、コリコリ食べていた。あと、卵焼きだったな。肉を焼いたものも」と、和田さんが食べていたものを思い返した。翌日に和田さんは入院し、これが最後の手料理となった。

 

 

「本当に和田さん、いない。いなくなっちゃったんだよね」とポツリ。「でも、人間はどっちかが先に死ぬ。絶対にね。どっちかが悲しむのよね。私はイヤだ、こんな悲しい思いをしているの、本当に」と、話した。

 

 平野は、前日におこなわれた「第93回キネマ旬報ベスト・テン」表彰式にも出席。特別賞を受賞した和田さんの代わりに、トロフィーを受け取っている。

 

 平野は「和田さんよかったね。こういうものをいただいて。生きていて、こういう賞をいただければ最高だったと思うんですけど。うちの夫が観ているか、聞いているか、どうしているのかわかりませんけど、とりあえずお父さん、こういう賞をいただきましたよ!」とあいさつ。

 

 和田さんの人柄について、「うちのはね、家で仕事の話を一切しないの」と明かす。

 

「家に帰ってくれば、猫をかわいがって、子供をかわいがって。それで私が10時頃まで寝ていると、『はい、お茶ですよ』って言ってくれる。起きろとは言わないのね。すべてにおいて優しいの。

 

 あまりにも優しい人と結婚しちゃったからね、後がつらいんですよね。イヤなことがあったということなら、こんなに悲しくないんですけど。今、あたし悲しくて悲しくて、悲しくてね。本当につらいんです」

 

 最後は「もう泣いちゃうからやめますね。いっぱい思い出すの」と話し、お辞儀をすると、会場から拍手が響いた。平野は笑顔を見せながら、会場を後にした。

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