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内藤剛志が惚れた「警視庁捜査一課」の現場魂

エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2017.06.01 16:00 最終更新日:2017.06.01 16:00

内藤剛志が惚れた「警視庁捜査一課」の現場魂

 

「警視庁捜査一課は、殺人、誘拐、放火などの重大犯罪を取り扱う。たしかに花形部門かもしれませんが、トップに立つのは、代々、現場を踏んできたノンキャリア。つまり、たくさんの『ご遺体』を見てきた人間だということです」

 

 現在放送中の『警視庁・捜査一課長 season2』で、ヒラの刑事から叩き上げ、400人の部下を指揮する大岩純一を演じるのが内藤剛志だ。

 

「そんな人物だからこそ、『この人のために働きたい』と思わせるのでしょう。作品中、大岩は臨場(事件現場での初動捜査)を欠かしません。現場でご遺体を見た刑事と、写真で見た刑事とでは、事件に対する思いが違うそうです。

 

 また、捜査一課長が来たということが、捜査員の気持ちを引き締め、ひとつにする。僕は、捜査一課長はそのためにいると思っています」
 内藤自身、刑事役は35作め。捜査一課長に「出世」した思いを聞いた。

 

「僕なんて、最初はヒラ刑事どころか、チンピラ役でした。『特捜最前線』だったかな、セリフは『兄ちゃん、いいネクタイしてんじゃん』のひと言。一応、キャリア警察官も演じたことがあるんですが(笑)、一課長はみんなの支持を得て、上にいる存在。ありがたいです」

 

 警察官からの反響もあるそうだ。

 

「車で移動中、本物の警察官に窓をトントンと叩かれ、役名で呼んでもらったこともあります。嬉しかったですね。彼らの心意気やプライドを損なわないドラマにしたいと思っていますから」

 

ないとうたかし 
1955年生まれ 大阪府出身 61歳 1980年、映画『ヒポクラテスたち』でデビュー。最近の出演作に『科捜研の女』(テレビ朝日系)など

 

(週刊FLASH 2017年5月23日号)

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