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【ヤンキー漫画伝説】ハライチ「僕ら2人の原点は『特攻』にあり!」
エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2016.05.09 08:00 最終更新日:2016.05.09 10:59
1998年、週刊少年マガジンはジャンプを抑え、史上最大部数となる450万部を記録し、日本一の漫画誌に輝いた。他誌にはマネできないコンテンツのひとつが「ヤンキー漫画」だが、今あらためて〝お家芸〟が復活している。なかでも『疾風伝説 特攻の拓』に影響を受けたのが、人気芸人ハライチの2人だ。岩井勇気と澤部佑の2人が熱く語った!
――影響を受けてマネしたことは?
岩井(以下、岩)「名言が多いんだよね。『ひき肉にしちまうよ』とか。『ブリバリ』か、この漫画でしか見たことないけど」
澤部(以下、澤)「給食の牛乳がかかって『不運と踊(ハードラックダンス)っちまった』とか言ってた」
岩「僕は中3のとき、親戚からもらった『長ラン』着て通学してました」
澤「長ランっていうか『大きめの上着』だったじゃん(笑)。そういえばメンチの切り方も練習したなあ。街だと怖いから、家の中だけで。マー坊くんの『あんこ玉食った後の水はサイコー』は実践してたかな」
岩「あんこ玉食べてるだけじゃん。高校のとき、カバンに『喧嘩売ります』の赤テープ巻いて通学してたね」
澤「一日だけね。すぐに外したよ」
――いちばん強いキャラは誰?
澤「秀人かな~。喧嘩しない鰐淵さんも捨て難い。キレたときの武丸さんかな」
岩「いや~白目のときの武丸さんは反則だろ」
――2人だけの『通り名』もあった
澤「僕は『ワンパンの佑』ですね」
岩「俺の前でしか使ったことないけど」
澤「最初に携帯持ったとき、お前のことを『夜叉神本郷支部 鎖島』って登録してたから」
――仕事にも生かされてる?
岩「スジを通す美学や仲間の大切さとか、学んだことも多いよね、〝特攻(ぶっこみ)の拓〟」
澤「ひな壇で諸先輩方にもビビらないという男気は拓ちゃ んに教えられたね」
岩「〝ツッコミの拓〟」
澤「やっぱりツッコミが鋭いんですよね。ルシファーズ・ハンマーに乗って、幻の6速でツッコんでくるんですね」
岩「〝ヒッコミの拓〟」
澤「引っ込み思案なんでしょうね。周りと打ち解けられず、爆音小僧とも秀人とも仲よくなれない。一人ぼっちで家でゲーム… って暴走族関係なくなっちゃったよ!」
いわいゆうき 29歳 埼玉県出身 ハライチのボケ・ネタ作り担当。極楽鳥の来栖に憧れてカワサキの「マッハ」に乗っている。ちなみに車はシャコタンに改造したセルシオだ
さわべゆう 29歳 埼玉県出身 ハライチのツッコミ担当。『アメトーーク!』の持ち込み企画で「特攻の拓芸人」をプレゼンするも、実現ならず。リベンジとして今回登場を果たす
(FLASHダイアモンド 2016年4月30日増刊号)