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斉藤こず恵、朝ドラを語る「台本の漢字が読めなくて苦労した」

エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2016.05.23 09:40 最終更新日:2016.05.23 09:40

斉藤こず恵、朝ドラを語る「台本の漢字が読めなくて苦労した」

 

  1974年〜75年、NHK朝ドラ『鳩子の海』に出演した斉藤こず恵(48)が当時のエピソードを語る。

 

「オーディションの記憶はほぼないんですけど、演出家の方の足をふざけて蹴っていたことは覚えてます(笑)」

 

 3歳で舞台デビュー。5歳のときにヒロインの子役時代を演じた『鳩子の海』が最高視聴率53.3%を記録し、一躍、人気子役となった。

 

 坂上忍とは幼馴染みで、ともに3歳から劇団若草に入り指導を受けた。それでもセリフ覚えは苦労したという。

 

「台本の漢字が読めなかったので、スタッフの方がカセットテープに録音してくれたのを聴いてセリフを覚えていました。

 

 あのころの俳優さんたちは礼儀正しくて、〝お疲れさまです〟は禁止でした。子供はちゃんと、おはようございます、こんにちは、こんばんは、さようならを使いなさいとよく言われましたね」

 

 ドラマ終了後、世間の過熱ぶりは想像以上だった。

 

「母が未婚だったのが注目されてしまって芸能記者の方々が家の周りで待ち伏せしてて……。学校には人が詰めかけたり、友達とも自由に遊べませんでした。でも、40年たった今でも番組で地方に行くと、〝鳩子ちゃん!〟と言ってもらえるので嬉しいです」

 

 1976年にシングル『山口さんちのツトム君』が大ヒット。現在は子供たちに演技指導しながら、ブルース歌手としての活動もしている。

 

(週刊FLASH 2016年4月19日号)

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