
気温34度と、猛暑の8月下旬。千葉県・海浜幕張でドラマの撮影に臨んでいたのは、俳優の伊藤健太郎だ。
「この日は、建設作業現場の横の歩道を走り抜けるシーンの撮影でした。伊藤さんは、汗を何度もスタッフに拭いてもらいながら、さわやかな笑顔で撮影に臨んでいました。高級車が停まるシーンの撮影もあり、なかにはGACKTさんが乗っていました」(近隣住民)
この日、撮影がおこなわれていたのは、WOWOWの連続ドラマ。ラストシーンの撮影だったとみられ、撮影が終わると演者を囲み、スタッフ全員での記念撮影もあったようだ。最後は、全員の拍手でクランクアップした。
2020年10月、ひき逃げ容疑で逮捕された伊藤。翌年には、過失運転致傷容疑については被害者と示談が成立し起訴猶予になり、ひき逃げについては、犯意がなかったとして不起訴処分になっている。同年には復帰し、2021年10月には舞台に出演したほか、2023年には映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の特攻隊員役で、日本アカデミー賞優秀助演男優賞も受賞するなど、活躍も目覚ましい。
だが、騒動はまだ後を引いている。
「『デイリー新潮』の報道によると、事故の後に小栗旬さんが社長を務める事務所に移籍した伊藤さんは、前の事務所との間で“金銭トラブル”が発生していたというのです。事故により出演していたCMスポンサーから2億円超の違約金を請求され、それを前の事務所が肩代わりしたそう。しかし、伊藤さんはまだそれを返済していないというのです」(芸能記者)
前途多難ななか、演技で復帰の姿勢を示すしかない。