
一部がこげてしまった衣装で寄席に立つ林家ペー(写真・保坂駱駝)
10月25日配信の『ABEMAエンタメ』に出演した林家ペーが、妻・パー子に認知症の兆候が見られることを明かして話題となっている。
9月19日の自宅マンションの火事から1カ月。夫婦はその近くに新しい一軒家を借りて新生活をスタートさせているが、新たな問題に直面しているようだ。
「ペーさんはパー子さんについて医師からの診断は受けていないものの、パー子さんに認知症の兆候が見られると告白。理由として、火事の後、パー子さんはいとこの家に泊まっていると思っていたものの、なぜか地元の赤羽警察署に保護されていたのだとか」(芸能記者)
だがパー子自身は自分が保護されているという意識がなかったという。
「ペーさんが警察に迎えに来た際、彼女は『え? どうして来たの?』と逆に尋ねていたというのです。しかもペーさんは、今の新しい家に初めて泊まった翌朝、パー子さんが『あれ? 今日どこに泊まるのかな?』と尋ねたというエピソードも吐露。ペーさんが『自分の家なんだから』と説明すると『え?』と不思議がっていたそうです。
ただ本人も自覚はあるようで、『あれ、私認知症かな?』と言っていたそうです」(同前)
火災保険未加入で、貯金もほぼゼロ。夫婦を心配した林家たい平が先月20日、チャリティ公演を開くなど支援の輪も広がっているが、パー子の認知機能低下のニュースが配信されたりテレビで報道されるとX上では、
《やはりなあ。パー子師匠もお歳だからね》
《パー子さん認知症なのか…》
といった心配の声も寄せられている。
「ただパー子さんの認知症の兆候は、以前からの傾向でもあったようです」と語るのは芸能ジャーナリストだ。
「火事発生当初、パー子さんは『仏壇のろうそくに火をつけようとしたところ火が燃え広がった』と説明していましたが、実際は仏壇の隣の古いソケットのコードが漏電してショートしたと、出火の原因が違っていたことが判明。
この認識の違いについてペーさんは9月30日配信の『WEB女性自身』で『昔から、パー子はピントがずれているところがあるし、ノー天気だからね。認知症じゃないかと言われれば、“そうですね、僕もそう思ってます”という感じ』と語っていました」
さらにジャーナリストはこう続ける。
「ただパー子さん本人が『私、認知症かな?』と自覚していることが何より大切です。多くの認知機能低下は、本人が気づかないまま進行していくケースが多いのですが、彼女のように自覚があれば、医療機関を受診しやすくなったり、日々の生活でどう向き合っていくか家族で一緒に考えやすくなるのです」
もちろん金銭的な課題も残っているのだが、今後の夫妻の歩みを温かく見守っていきたい。
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