芸能・女子アナ芸能

「日の丸を嫌いな人もいる」カンニング竹山、「国旗損壊罪」提出の参政党議員に猛ツッコミも大炎上

芸能
記事投稿日:2025.11.05 21:00 最終更新日:2025.11.05 22:31
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「日の丸を嫌いな人もいる」カンニング竹山、「国旗損壊罪」提出の参政党議員に猛ツッコミも大炎上

 

 

 10月27日、参政党が「日本を侮辱する目的で日本国旗を傷つける行為を処罰」する「日本国国章損壊罪」を盛り込んだ刑法の改正案を、単独で初めて参議院に提出した。

 

 これを受け、10月31日に配信されたABEMAの報道番組『Abema Prime』には、国旗損壊罪に関する法案を提出した参政党の梅村みずほ参議院議員が出演。国旗損壊罪の是非についての討論がおこなわれたのだが、そこで梅村氏と激論を交わしたMCカンニング竹山の発言が大炎上する事態となっている。

 

「番組冒頭、現行の法律では外国の国旗を傷つけた場合の処罰規定はあるものの、日本の国旗は対象外であることなどが説明されました。そして、国旗損壊罪の是非についてSNSでは賛否両論の声があると紹介されたあと、進行役でテレビ朝日の林美桜アナウンサーから『竹山さん、様々な意見があがっています』と振られた竹山さんは、『そうね。気持ちはわかる、気持ちはね。ただ、この国を、日の丸を嫌いな人もいて、好きな人もいて、いろんな考えの人がいて国家だと思うのよ。全部、こうじゃなきゃダメだ! って言っちゃうと、独裁国だから』と発言。モラルの問題であり、法律で決めることではないと語ると、『僕は国旗、大切にしなきゃいけないだろうと思ってるよ。思ってるけど、嫌いだっていう人もいるよ、中には。じゃあ、その人は日本人じゃないのかっていわれると、その人も日本人だし』などと持論を展開しました。この竹山さんの発言は、2日にアップされたAbema Primeの公式YouTubeではカットされています」(芸能記者)

 

 配信では、竹山の話のあと、「この法案提出の背景にあるのは、今年の夏の参議院選挙なんです」と切り出した梅村氏は、参政党の街頭演説で、日の丸に大きく×をつけた日本国旗を振るといった妨害行為が多数起こったことを紹介。それを見て涙を流して悔しがったり、悲しんだりしていた国民がたくさんいたとして、「これはもう法律で制定しなくてはいけないっていう時代になってしまった」と説明。

 

 これに対して、竹山は食い気味で「日の丸に×をつけてる人、実際いるわけで、この映像だといますよね。この人、日の丸嫌いなわけですよね。この国のあり方とか嫌なわけですよね。で、こういう人も何人かいるわけですよね、世の中に」と反論。梅村氏が「いますね」と返すと、「ね。いるということは、参政党さんがこれを法律でダメって決めることが、この人たちにとっては侮辱されてると思うんじゃないですか? この人たちの気持ちはどうするんですか? もう一方的に、あんたたち間違ってるよって押し付けるんですか?」などと、まくしたてた。

 

「竹山さんは、その後も梅村氏に『天皇制が嫌いな人も世の中いるわけですよね、きっとね。僕はそうじゃないよ。それプラス日の丸も嫌いだっていう人もいる。でも、この国は好きだって人もいると思うんですよ。そしたら、その人たちは、どうなるんですか? その人たちはダメな人なんですか?』と聞いたかと思えば、別の場面では『めちゃくちゃ(日の丸を)嫌いでもいいんでしょ? めちゃくちゃ日の丸嫌いで、大っ嫌いだけど、なんかこれ嫌いって言っちゃうと罰せられるから、もう言えないし触らないっていう。でも、俺、めちゃくちゃ嫌いって言うのは問題ないってことですか?』と、しつこく質問。梅村氏が『そうです』と答えると、なぜか笑いながら『でも、それって心が好きになってないから、あんまり意味のないような気がするんですけど』などと、ことあるごとに『日の丸が嫌いな日本人もいる』という前提で、梅村氏に突っかかるような姿勢が目立っていました」(同前)

 

 こうした竹山の一連の発言に、X上では

 

《メディアに出るタレントさんとして、無難に色んな意見に触れただけな感じがする》

 

《気分が悪いからという理由で刑罰下される社会の方が気持ち悪くて恐ろしくないか?》

 

 こうした擁護派の意見と、

 

《カンニング竹山 日本国旗がめちゃくちゃ嫌いなら外国に行けばいい》

 

《例えが酷いですね。。好き嫌いは個人の自由だし、「嫌いだ?」言っても良いけど、わざわざ公衆で破いたり燃やしたりしなくてもね》

 

 このような批判が殺到し、大炎上状態となっている。

 

「炎上を受けて、竹山さん本人も、11月5日にXを更新。《なんか炎上してますと聞いて見たら俺またSNSでめんどくさい事になっとるやんけ!》と切り出すと、《あまりにも違う》として、《あの〜、大変申し訳ないけど私、日章旗も君が代も国防も大事だと考えてる人間です!お間違えなきよう宜しくお願いします。ただし、国旗損壊罪制定はまだまだ議論しながら決めた方がよいと言う考え》と自身のスタンスを説明しました。

 

 さらに、《気持ちはわかるが、外国国章損壊罪=国旗損壊罪になってない部分もあったりするので立法府の方々がもっと議論するんだと思いますが、皆が納得できるように宜しくお願いしますと言う考えです》として、誤解のないようにと理解を求めましたが、こちらにも多くの批判コメントが寄せられている現状です」(同前)

 

 はたして、なぜ竹山の議論はこれほど炎上してしまったのか。政治部記者はこう語る。

 

「竹山さんは、あえて議論をわかりやすくするためなのか、“好き”とか“嫌い”という“快”“不快”といった感情論を持ち出しました。そのせいで、炎上してしまった可能性があります。好き嫌いとは別にして表現の自由を規制することへの懸念や、実際に制定した場合に具体的にどのような運用をおこなうのか、といった論点を冷静に提示してもよかったのではないでしょうか」

 

 議論が必要なのは間違いない。

12

芸能・エンタメ一覧をもっと見る

今、あなたにおすすめの記事

関連キーワードの記事を探す