滝沢秀一
11月4日、高市首相が国会で「憲法改正」についての思いを語った。自民党の小林鷹之政調会長から憲法改正にかける思いを聞かれた高市首相は、
「憲法はあるべき国の形を示す国家の基本法であり、国際情勢や社会の変化に応じた改正、アップデートが必要です。時代の要請に応えられる憲法を制定することは喫緊の課題と考えています」
と表明。「少しでも早く憲法改正の賛否を問う国民投票がおこなわれる環境をつくっていけるよう、粘り強く全力で取り組む」と語った。
11月6日、このことを報じた記事のURLを貼り付け、自身のXに
《マシンガンズ滝沢は憲法改正に反対の立場を取ります》
と、一言だけポストしたのは、お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一だ。
「マシンガンズは、滝沢さんと西堀亮さんによるWツッコミが芸風の実力派コンビです。2023年にスタートした、結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』で準優勝したことで、一躍、全国的に名前が知れ渡りました。
また、滝沢さんは2012年から、ごみ収集会社の収集作業員としても働いています。これまでに、ごみに関する著書を19冊出しているほか、Xで日々発信している【今日のごみトリビア】も人気を集めています」(芸能記者)
そんな滝沢が、唐突にアップした「憲法改正反対」のポスト。一文だけのため、滝沢が具体的に憲法改正のどういった部分に反対なのかはわからないものの、11月7日18時の時点で1393万回のインプレッションを記録。1100件を超えるコメントが寄せられている。
コメントには、《よし!いいぞ!連帯します!》《賛同します!フォローしました!》といった賛成意見もあるが、
《時代背景に適合しない憲法は変えるべきだと思います。ゴミ種類や出され方が変わる中で行政のルールが永遠に固定では不便では無いでしょうか》
《憲法なんて時代に合わせてガンガン議論して変えていくもんだ。9条に限らず、よりよい方向にアップデートするだけ。そのための国民投票だろ》
など、ただ「反対」とのスタンスを表明した滝沢に疑問の声も多くあがっている。
「一方、滝沢さんの相方、マシンガンズの西堀さんは、自身のXに滝沢さんのポストを貼り付けた上で、《俺は滝沢がこれ系の発言する事に反対します》と引用リポスト。こちらも7日18時の時点で877万回のインプレッションを集める注目度となっています。
コンビで完全に意見が対立した形となりましたが、コメント欄には《一度政治的なこういう発言すると見方が変わる。芸人として見れなくなる》《マシンガンズ見る時に政治を感じたくないです》など、西堀さんに賛同する声が圧倒的に多いようです。
滝沢さんといえば、10月に移民の是非をめぐって、『note』に超長文を投稿したことでも注目を集めました。基本的には移民反対の趣旨でしたが、内容には事実誤認も多々ありました。多くの批判を集めた結果、5日には『考え直したい』と撤回。いずれにせよ、滝沢さんは政治に非常に強い関心を抱いているのでしょう」(同)
お笑い芸人が政治について発言するのはリスクがある。それでも発信したい思いがあるのだろう。
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