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広末涼子 時速185キロは「追い抜いた車さえわからない」…異常なスピード超過の危険性をレーシングドライバーが解説

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記事投稿日:2025.11.13 17:46 最終更新日:2025.11.13 19:19
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
広末涼子 時速185キロは「追い抜いた車さえわからない」…異常なスピード超過の危険性をレーシングドライバーが解説

広末涼子

 

 4月7日午後7時ごろ、静岡県掛川市内の新東名上り・粟ヶ岳トンネル内で、運転していた乗用車を大型トレーラーに追突させる事故を起こした俳優広末涼子。同乗していた男性が骨折する重傷を負った。

 

 静岡県警は7月に広末本人を立ち合わせ、実況見分を行うなど捜査をしてきたが、11月13日に過失運転致傷の容疑で静岡地検浜松支部に書類送検した。

 

「広末さんは、関西地方で映画のロケを終えて東京に戻る途中で事故を起こしました。

 

 事故直前に立ち寄ったサービスエリアでは、ハイテンションで歩く広末さんの姿が目撃され、事故後に搬送された病院では女性看護師にケガを負わせたとして傷害の容疑で逮捕・送検されました。この件では処分保留となっています」(社会部記者)

 

 釈放後、事務所は公式サイトで広末が「双極性感情障害」「甲状腺機能亢進症」と診断されたことを公表している。

 

 そして今回の書類送検で明らかになり、世間を驚かせたのが、事故を起こしたときの速度が「185キロ」という、異常なスピード超過だったことである。

 

 いったい、1秒間に50メートルも進むという「185キロ」とは、どういう視界が広がるのか。また、運転感覚はどういったものなのか。事故を防ぐことはできたのか……。様々な疑問が浮かんでくる。

 

 レーシングドライバーとして30年以上現役で活躍し、国内A級ライセンス実技講師で、2023年の『ドイツ・ニュルブルクリンク12時間耐久レース』では2位になった小原康二氏に、時速185キロの世界について聞いた。

 

「そのスピードで運転すると、まずは視界が狭くなります。止まっている状態でシートに座っていれば、視野はほぼ180度になります。しかし、180キロくらいで走行すると、一般のドライバーであれば視野は狭まり、認識できるのは道路のはるか先方を『点』としてくらいになります。スピードメーターを見てすぐに視線を戻しても、想像をはるかに超えて車は進んでいるので、自車が追い抜いた車の車種すらもわかりません」

 

 恐ろしいスピードだ。果たして事故を回避することは可能だったのだろうか。

 

「意識的に180キロを出していたら、なんとか対応ができた可能性もあります。しかし、たとえば120キロで走行していたつもりが、気がついたら180キロに達していたということだと、想定していなかったことが起きたときのハンドル操作などは難しいでしょう」

 

 命の危険もあった事故だが、人命に関わらなかったことが唯一の救いだろう。

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