『ぽかぽか』MCのハライチ岩井勇気と澤部佑
お昼の名物番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の周辺が騒がしい。12月6日に『WEB女性自身』が来春2026年3月いっぱいでの打ち切りを報じるも、日テレ側が即座に否定したのだ。
「『ヒルナンデス!』は2011年3月スタート。ウッチャンナンチャンの南原清隆さんをメインMCに据え、日替わりの曜日レギュラーが出演する、いわば日テレ版『笑っていいとも!』を目指した番組です。
内容はグルメやファッション、エンタメなどを取り上げる情報バラエティ。ただ、『WEB女性自身』で報じられたとおり、年間3億円とも言われる南原さんの高額ギャラのわりには視聴率的に伸び悩んでおり、改編期になると毎度のように打ち切り説が取り沙汰されています」(スポーツ紙記者)
今回の終了報道は季節の “風物詩” と言えるものだが、X上では一部視聴者から同時間帯の別番組への苦情も出ている。
《ひるおびは打ち切りでぽかぽかも終われ》
《ひるおびは何を言いたいんやろう》
現在の平日昼間に放送されている帯番組の立ち位置を、放送作家が整理する。
「視聴率でトップに立つのは『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)です。次に続く『ひるおび』(TBS系)と『ヒルナンデス!』が視聴率競争を繰り広げていますが、『ひるおび』が少し有利な状況にあります。『ぽかぽか』(フジテレビ系)は低迷している状態ですね。
時事ニュースを求める人は『ワイド!スクランブル』『ひるおび』、バラエティ色を好む人は『ヒルナンデス!』『ぽかぽか』といった “棲み分け” ができています」
それでも、安定の『ワイド!スクランブル』以外の番組は、たびたび打ち切り説がささやかれている。
「『ひるおび』は視聴者の好みが分かれる番組ですね。MCの恵俊彰さんのふるまいはもちろん、弁護士の八代英輝さんや落語家の立川志らくさんなど、“クセの強い” 出演陣がそろっているため、抵抗感を持つ視聴者も少なくありません。
『ヒルナンデス!』は無難な要素がそろってはいるのですが、いかんせん刺激がなくマンネリ状態が続いています。『ぽかぽか』は新しいことをやろうとしている部分は評価できますが、フジテレビの “身内ノリ” や “悪ふざけ” が目立つ印象です」(同)
各局の昼番組、特にたびたび打ち切り説が飛び出す『ヒルナンデス!』と『ひるおび』に求められているのは、マンネリからの脱却かもしれない。
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