
紅白出場をめぐり物議を醸しているaespa(写真・アフロ)
12月17日、NHKが定例会見を実施。メンバーのSNS投稿が問題視され、大みそかの「第76回NHK紅白歌合戦」への出場停止を求める声があがっていたガールズグループ「aespa」の出場について、山名啓雄専務理事は「出場予定に変更はございません」と明言。X上で非難の声が殺到している。
「aespaは韓国人2人、日本人1人、中国人1人からなる4人組で、今年紅白初出場が決まった韓国発のガールズグループです。
彼女たちの出場停止を求める声があがっている原因は、2022年、中国人メンバーのニンニンさんがファン向けのアプリに投稿した内容です。
彼女は《I bought a pretty light---how is it?》(編集部訳:かわいいライトを買ったよ、どう?)との一文とともに、“きのこ雲” をデザインしたランプを投稿。そのデザインが日本人に原爆を想起させるのは当然で、本人がそれを知っていたかどうかはわかりませんが、『かわいい』と表現したことが批判の対象となりました。
ニンニンさんの過去の投稿が物議を醸すなか、12月2日の参議院の総務委員会では、日本維新の会・石井苗子議員がこの件に言及。
NHKの事業に関する質疑のなかで、aespaについて『紅白出場停止を求めるネットの署名が、12月現在で10万人を超えている。出場の予定に変更はないと報道されているが、このグループの出場の判断、NHKとしてどのように整理して受け止めたのか』と質問。
これに対し、山名専務理事は『当該メンバーに原爆被害を軽視し揶揄するような意図がなかったことを所属事務所に確認している』として、出場に問題はないとの認識を示していました」(芸能記者)
こうした経緯から、aespaの出場の行方が注目されていたが、NHKは17日の会見で改めて「出場予定に変更はない」と発表した形だ。
とはいえ、オンライン署名サイト「Change.org」でおこなわれている「aespaの紅白出場停止を求めます」という署名活動には、18日時点で約14万筆もの署名が集まっているだけに、X上では、
《13万7千筆を超える署名も無視。これが日本の公共放送ですよ》
《NHK紅白出場が正式に発表されましたので、抗議を続けます》
《13万7千人の人達は受信料支払い拒否の権利あるんじゃないの??13万7千人の取り立てはNHK出来ないだろうしさ》
など、怒りの声が集中する事態となっている。
「自身の投稿が問題となったニンニンさんは、11月14日に紅白歌合戦の公式Xが投稿した、aespaメンバー4人による出場コメントのなかで《みなさんへ感謝を伝えるために一生懸命準備していますので、期待してください》とコメントしています。
しかし、これだけ反発の声が大きくなってしまったことを考えると、感謝を伝える前に、グループとして何かしらの説明をしたほうがいいのでは、という気がしますね」(前出・芸能記者)
aespaの出場を強行するNHKに、“国民の声” は届くのか。
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