「両替機から“偽造”100円硬貨が出現!」お笑いタレントの衝撃報告＆注意喚起にネット大反響

 

《ガチャガチャで千円札を100円玉×10に両替したら、、、　裏は平成16年なのに表はゲームセンターのコイン??　これ偽造100円玉だぁーーー》

 

　12月28日、お笑いタレントのスマイリーキクチがXを更新。偽造の100円硬貨に遭遇したことを動画とともに明かし、消費者に注意喚起を促している。

 

「キクチさんが動画をあげたコインは、表側に『100』『平成16年』と刻印があり、パッと見こそ100円硬貨ですが、裏側には『MVS』と表記されていました。MVSは、SNKが発売したアーケードゲーム基板Multi Video System（マルチビデオシステム）を指したものとみられ、キクチさんが遭遇したコインは、MVSを導入したアーケードゲーム用のコインだと思われます。

 

　コインをお店の人に預けたというキクチさんは、《皆さんも両替する際はお気をつけてくださいね》と、ユーザーへと注意喚起をおこないました。コメント欄には、コインに対するさまざまな情報が寄せられており、そのなかには、中国の通販サイトに『アーケードmvsコイン』として100枚1819円で出品されていたことを指摘するものもありました」（芸能担当記者）

 

　キクチの投稿に対して、コメント欄には

 

《それは、警察に届けるべきなのでは…》

 

《これは、明らかに偽造又は類似品を行使しているので、刑事事件案件です。直ちに最寄りの警察署に証拠品持参で告発して下さい。放置は、同類の被害が増えます》

 

　などの声もあがっていたが、キクチは翌日、Xを更新。情報提供をしてくれたユーザーへの感謝を述べると、

 

《このようなものが存在しているとは知りませんでした。偽造通貨は犯罪です。今後被害が広がらないように、発見した直後ガチャガチャ販売店の店員さんに報告しました。現在本部で対応策を考えているとのことです》

 

　と、あらためて顛末を報告した。

 

「キクチさんの言うように、財務省のホームページにも、《偽物のお金は、作ること（コピー等）も、使うことも犯罪になります。また、海外で作られた偽物のお金を国内に持ち込むことも犯罪になります》と明記されています。また、通貨偽造等の犯罪に対する処罰の例は、通貨の偽造、変造、また偽造や変造したお金を使って支払や両替（行使）をした場合、『無期または3年以上の懲役』、輸入してはならない貨物を輸入した場合、10年以下の拘禁刑若しくは3000万円以下の罰金、またはこれらの併科となっています。

 

　偽造コインを目にしたらドキッとしてしまうでしょうが、財務省は《不審な通貨を見つけたら、直ちに最寄りの警察や日本銀行まで届け出てください》と注意喚起を促しています」（社会部記者）

 

　運悪く偽造通貨等に遭遇してしまった場合、間違っても、そのまま持ち帰ったりしないように。