
イベント終わりのトラウデン直美
女性職員へのセクハラ問題で、2025年12月に辞職した福井県の杉本達治前知事。福井県は、1月7日、杉本氏が職員たちにおこなってきた数々の言動が「セクハラにあたることは明らかだ」と認定する調査報告書を公表。杉本氏が送った1000通以上におよぶメッセージの異常な中身も明らかになり、その内容が世間を賑わせている。
「事の発端は、2025年4月に、杉本氏からセクハラにあたるテキストメッセージを受け取った県職員が外部窓口に通報したことでした。これを受けて、同年9月から県が依頼した3人の弁護士による特別調査委員会が、聞き取り調査を実施。通報者を含めた4人の職員から具体的な供述や杉本氏からのメッセージの提供を受け、4人全員のセクハラ被害を認定しました。
調査報告書によれば、東大法学部出身の杉本氏は2004年に総務省から総務部長として県に出向。2013年には副知事として県に出向、2019年の知事選で初当選しましたが、2007年頃からセクハラ行為を繰り返していたといいます。メッセージ以外に、スカートの中に手を入れて職員の太ももを触るなどの身体的被害も3件確認されていますが、こちらは本人が意図的に触ったことを否定しています」(社会部記者)
発覚した中でも、とりわけ異常性を際立たせているのが、杉本氏が送っていた性的関係を繰り返し求めるメッセージの中身だ。一例をあげると
《おはよう もう起きたの? それともおしっこ?》
《○○ちゃんはエッチなことは好き?》
《ぼくとは濃厚接触でね 一心同体だよ》
《そしたら、女の子の部分も胸キュンなんだね》
などのメッセージを絵文字も駆使して、執拗に送りつけていたことが発覚した。
「この件は、同日夜の『news23』(TBS系)でも取り上げられました。タレントで水曜コメンテーターのトラウデン直美さんは、杉本氏の不適切なメッセージについて聞かれ、『この地獄のメッセージが来ることで、どれだけ心にざらつきとぬめりと、それがどれだけの長い期間残るかっていうのをどれだけ理解されているのか』とコメント。
続けて、『本当に憤りを覚えますし、知事という立場を利用して逃れられないような状況の中でこういうことが20年近くおこなわれていたということが……。もっと周りの方々も、気づける瞬間があったんじゃないかなと思わざるを得ないですね。本当に寒気がします』と憤りを見せつつ、杉本氏を糾弾しました」(同前)
トラウデン直美の見せた静かな怒りに、X上では
《トラウデン直美さんの「地獄」という怒り、共感しかない》
《権力を使ったセクハラは許されない。被害者に寄り添うべき》
など、共感の声が多く集まっている。
「調査報告書の公表を受けて、杉本氏は『今回の件が発覚した当初、私自身〈冗談〉や〈軽口〉という言葉で言い逃れようとしていましたが、そのこと自体が、自分の問題をきちんと正面から受け止めきれていなかった表れだったと思います』とコメント。そのうえで、『私のおこなったことは、そのような言葉では到底言い逃れができるものではない、低俗かつ愚劣なものであり被害者の方々の尊厳を傷つけたことであると、深く反省しております』と反省の弁を口にしていました。
杉本氏にはもちろん、こうした事態を長年放置してきた組織にも重い責任があります。性被害者が声を上げやすい組織であったならば、“最初の一通”で終わっていたはずです」(同前)
長年にわたりおぞましいメッセージが送られていた事実は、戦慄を禁じ得ない。
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