
リュウジ
人気料理研究家のリュウジ氏が、3月21日に更新した自身のXで、料理レシピサイト「クックパッド」の新機能に強い懸念を示し、波紋を広げている。
「リュウジさんはこの日、《クックパッドの新機能酷すぎる》と切り出し、その新サービスに言及しました。
具体的には、《InstagramやXなどクックパッドに載せてない料理家さんのレシピを簡単に取り込めて元投稿にアクセスしなくてもクックパッドアプリで完結出来るシステム》と説明。料理を作る側にとっては “夢のような機能” とも言えるものです」(芸能記者)
問題となっているのは「レシピスクラップ」と呼ばれる機能。SNSやウェブサイト上に掲載されているレシピのURLを貼り付けると、AIが材料や手順を自動で要約し、アプリ内に保存できるというものだ。ユーザーは元投稿にアクセスせずともレシピを閲覧できるため、利便性の高さが注目されている。
「しかし、リュウジ氏はこの仕組みが料理研究家にとって “脅威になりかねない” と受け止めたようで、強く反発。《こっちは必死で自己アカウントで頑張ってんすけど》《あまりにもレシピ製作者にリスペクトがない》と不満をあらわにし、《他のSNSから勝手にレシピ取り込んでそれで金を稼ぐってどうなのよ》《料理家さん許せないだろこれ》と危機感をあらわにしていました」(同)
このあとも《倫理観ぶっこわれてます》とクックパッドを猛批判。投稿は瞬く間に拡散され、《リュウジにはこの件徹底的に戦って欲しい》と支持が集まる一方、《こればっかりは仕方ないぜ レシピに著作権はない》といった冷静な意見も見られ、賛否が分かれている。
一方、クックパッド側は22日、公式サイトで《本機能は、SNSやウェブで見つけたレシピを「あとで作るための個人の記録」として整理できるようにするもの》と説明。投稿者のページへアクセスできる導線も設けているとしつつ、《機能の仕様も含めた見直しを進めてまいります》と改善の余地を示唆している。
こうした議論について、IT分野に詳しい専門家は次のように語る。
「確かにレシピ自体には著作権が認められにくく、AIによる要約も法的にはグレーゾーンとされるケースが多いものと思われます。一方で、クックパッドがめざしているように、料理は “作られて広がる文化” という側面もあります。
ただ、リュウジさんが問題視しているのはビジネス的な損失以上に、料理に込めた思いがないがしろにされ、機械的に消費されることへの抵抗感でしょう」
今後もレシピスクラップは継続するか、公式サイトで発表した内容以外に対策は検討しているか。本誌「Smart FLASH」がクックパッド株式会社に問い合わせたところ、
「クリエイターの方々からいただいているご意見を真摯に受け止めた上で本機能は継続してまいります。いただいているご意見は真摯に受け止めており、機能の仕様も含めた見直しを進めております」(クックパッド株式会社 広報部)
という回答が寄せられた。
AI時代の波が押し寄せるなか、料理の利便性と料理研究家の存在意義をどう守り、両立していくのかが問われている――。
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