
TBS1位の南後杏子アナ
「毎年4月は、テレビ局にとっては番組改編の時期です。その際、番組にどの “女子アナ” が出演するかが、スポンサーを獲得する際に大きなファクターになるケースが多いです」(広告代理店関係者)
つまり、女子アナは番組の価値を左右する重要な鍵のひとつなのだ。今回、大手広告代理店が極秘にNHK、在京キー局の「番組の決裁権を持つ幹部社員」各局10名に、「最近1年、自局のどの女子アナを評価しているか?」を調査した資料を入手。各局が推す「新エースアナ」を公表する。
■【日本テレビ】報道畑の実力派を朝の顔に抜擢
まずは、3月末で退社する岩田絵里奈アナに替わる “新エース” に、後呂有紗アナと黒田みゆアナを推す日本テレビ。
「今回の4月改編でいちばんのサプライズ」と日テレ社員が話すのが、後呂アナの朝の看板番組『DayDay.』への抜擢だ。
だが、女子アナ評論家の丸山大次郎氏は、後呂アナを「報道番組のキャスターとして順調なキャリアを歩んできた実力派です。武田真一さんとの相乗効果も見込めそうです」と順当な人事だと分析する。注目は、3位にランクインし、3月29日から『真相報道バンキシャ!』のキャスターを担当する石川みなみアナだ。
「先輩の岩田アナの陰に隠れていた感がありましたが、情報番組や報道番組での下積みを経て、チャンスをものにしたと思います。石川アナの清潔感がありながら個性的なルックスは、キャスター向きです」(丸山氏)
■【TBS】地上波・BS・ラジオ合計7番組を担当
「ラジオを含めて担当番組は7本で、TBSの若手でいちばん多い。それだけの実力があります」
こうTBS社員が断言するのが、4月で入社4年めとなる南後杏子アナだ。
今回2位で「江藤愛アナとTBSを支える両輪」(同前)と評価される田村真子アナに優る期待の星だという。
「南後アナは、若手では異例ともいえる大躍進を遂げています。今回の改編では大きな動きはありませんでしたが、『THE TIME,』などスポットがあたる番組を担当しており、ポスト田村アナの一番手です」(丸山氏)
TBSの4月改編では、じつはある大抜擢があった。
40年以上続いた『アッコにおまかせ!』の後番組『上田晋也のサンデーQ』の進行役を、入社3年めの浦野芽良アナが担当することになったのだ。
「お父様がニュージーランド人で大阪育ちの美女アナ。『サンデーQ』の相手役の上田さんが、多少の失敗もおもしろくフォローしてくれそうなので、伸び伸びと実力をつけていくと思います」(丸山氏)
■【フジテレビ】大エースと “代打の神様” が両輪
ここ2年でアナウンサーが9人退社し、大揺れのフジテレビの1位は、『めざましテレビ』のメインキャスターのほか『FNS歌謡祭』の進行などを務める “大エース” 井上清華アナに。
注目は、情報番組でキャスターが休暇、体調不良などで不在時に何度も代役を務め、局内で “代打の神様” といわれてきた2位の鈴木唯アナ。
3月29日スタートの新番組『SUNDAYブレイク.』で、レギュラーでは “ほぼ初” のキャスターを32歳で担当する。
「代役って本当はやりにくいはずだけど、鈴木アナはちゃんと結果を出してくれる」など、フジ社員からはその実力を評価する声が多くあがった。
「『めざまし』では、コスプレ姿で数々の大物にインタビューするなど、物怖じしない度胸があるキャラクターです。スポーツ番組や報道番組の代役もそつなくこなし、アナウンサーとしての実力も確か。日曜朝の新たな顔になりそうです」(丸山氏)
■【テレビ朝日】ポスト大下容子は “プロ雀士” アナ
「ポスト大下容子アナは、林アナで異論なし」
「目立っているのは同期の弘中綾香アナ(35)だけど、局内では林アナのほうが信頼は厚い」(いずれもテレビ朝日社員)
テレ朝ではこう評され、報道番組『大下容子ワイド!スクランブル』『ANNニュース』のキャスターなどを担当する林美沙希アナが1位になった。林アナには、日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士というもうひとつの顔がある。
「麻雀で社内の潤滑油役にもなっています(笑)」(同前)
3位は、1月に行政書士試験に合格したことで話題になった住田紗里アナ。
『グッド!モーニング』の木・金曜日のMCを担当している。「語学が堪能だし、向上心が半端ないです」「衣装やメイクに対して研究熱心。常に自己研鑚しています」(同前)と高評価のようだ。
■【テレビ東京】ニューヨーク支局の逸材が大型番組に
テレビ東京の1位は、2024年に看板長寿番組『出没!アド街ック天国』の5代め秘書就任、現在は同番組のMCを担当する中原みなみアナ。中原アナは『Newsモーニングサテライト』のメインキャスターを担当。報道とバラエティの二刀流で活躍している。
だが、丸山氏は今回ランクインしなかったアナのなかに「逸材がいる」と話す。それが、2024年にアナウンス部から報道局へ異動し、昨年4月から米ニューヨーク支局にいる片渕茜キャスターだ。
「テレ東が4月から10年ぶりに土曜午前に放送する大型報道番組『モーサテサタデー』のNYキャスターに就任します。報道局、ニューヨーク支局というキャリアは、昨年退社した大先輩の大江麻理子アナとほぼ同じ。局の期待の大きさがわかります」
■【NHK】「今すぐ逃げて」の中山アナがエース就任
2024年1月に発生した能登半島地震で、大津波警報発令時に「今すぐ高台や高いビルへ逃げて!」と避難を呼びかけた中山果奈アナが、断然トップとなった。
全国区の人気だった和久田麻由子アナが3月末で退局し、揺れるNHKで「平時も有事も中山果奈たんといわれるくらい絶大な信頼がある」(NHK局員)という。
また、別の局員からは「お笑いが大好きで、お茶目でチャーミング」「広島出身でお好み焼きのソースにはこだわりが強い」と、飾らない人柄で局内でも人気だという。
丸山氏は、2位の大谷舞風アナこそポスト和久田アナの一番手だという。
「NHKアナは初任地、どこかの地方局と、2度の異動を経て東京に配属されることがほとんど。まれに初任地から即東京に異動するというアナがいて、その代表格が和久田アナでした。大谷アナも即異動した組。そこからも期待の大きさがわかります」
改編ごとに ”新陳代謝” がおこなわれる女子アナの「エース戦線」。大手広告代理店のテレビ局関係者は、「中途採用アナ」が今後の注目ポイントになると話した。
「テレビ東京3位の山本倖千恵アナは、新卒で入社した山形放送を経て、2024年10月にキャリア採用でテレビ東京に入りました。まだ、テレ東では1年半のキャリアですが、地上波とBSあわせて9番組を担当しています。
TBSも2020年に中途採用をおこない、そこで入社したのが当時NHKの地方局にいた南波雅俊アナウンサーで、いまや一番好きな男性アナウンサーに輝く活躍ぶりです。
それを受けてほかの局でも中途採用が検討されています。今後は、新卒採用では縁がなく、いまは地方局でアナウンサーをしている有能な方たちに光が当たることになると思います」
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