
かつて一世を風靡したショーンK(写真・時事通信)
「みなさん、こんにちは。ショーンです。このたび、『英語力の核心』という本を出版させていただく運びとなりました」
あの騒動でテレビから姿を消して約10年ーー。3月19日、経営コンサルタントのショーンKことショーン・マクアードル川上氏が、語学出版教育の老舗「株式会社アルク」の公式Xに動画で登場。1分45秒の動画の中で、自身22年ぶりとなる英語学習書『英語力の核心』(ショーン川上著)の発売を告知したことが今、話題となっている。
「ショーンK氏といえば、かつて世界を舞台に活躍する経営コンサルタントとして、ラジオパーソナリティのほか『とくダネ!』(フジテレビ系)や『報道ステーション』(テレビ朝日系)など、数多くのテレビ番組でコメンテーターを務めていました。ダンディな見た目と、“イケボ”と称される低音の落ち着いた声で主婦層から人気を集めました。2016年4月からは、市川紗椰とともに深夜の報道情報番組『ユアタイム』(フジテレビ系)のキャスターに就任する予定でしたが、放送開始直前の3月、『週刊文春』に“経歴詐称”疑惑を報じられたことで、キャリアが暗転しました」(スポーツ紙記者)
当時のショーン氏はプロフィールで、米ニューヨーク生まれで海外にルーツがあると自称していたが、真っ赤な嘘だったのだ。
「実際は熊本県出身で両親とも日本人。さらにアメリカのテンプル大学を卒業後、ハーバード・ビジネススクールでMBA(経営学修士号)を取得し、パリ第1大学パンテオン・ソルボンヌに留学したと自称していたものの、実際はテンプル大学日本校を中退し、それ以外の学歴はオープンキャンパスで授業を受けただけでした」(同前)
ショーン氏は報道内容を認め、謝罪。『ユアタイム』出演は取りやめとなり、レギュラー出演していたラジオ番組『MAKE IT 21』(J-WAVE)も打ち切りに。その後、ショーン氏は表舞台から姿を消した。
「その後、長い間ショーン氏が表舞台に姿を見せることはなかったのですが、2025年4月24日に、君津商工会議所の創立30周年の記念事業として千葉県君津市の市民文化ホールでおこなわれた講演会で、経営コンサルタントとして登壇しています。
このときも9年ぶりの復活として話題になっていましたが、講演会の参加者だけしかショーン氏の姿を目にできませんでした。今回、Xで元気そうな姿を見せたことで、ネットは大いに盛り上がっています」(同前)
なぜ、このタイミングでショーン氏の英語学習書の発売に至ったのか。出版元の株式会社アルクの担当者が語る。
「弊社は1969年の創業以来、『地球人ネットワークを創る』を理念に、実践的な語学教材を開発してまいりました。ショーン川上氏とは、2004年に弊社より刊行したビジネス英語教材が多くの学習者から支持を得た実績があります。今回の企画は、氏が長年、経営コンサルタントとして英語を用いた実務に携わる中で培ってきた、日本人の英語における課題への向き合い方とその解決法に着目したものです。
前著から20年以上が経過した今もなお、多くの日本人が『英語で言いたいことが伝わらない』といった課題を抱えています。これに対し、氏がビジネス現場や企業研修等を通じて培ってきた『相手を動かすための英語コミュニケーション』のノウハウは、現代の学習者にとって極めて実益が高いと判断いたしました。迷いの多い英語学習に一つの指針を示すことを目的として本書の刊行にいたりました」
ショーン氏の「過去の経歴詐称」についても聞いてみたところ、次の回答が返ってきた。
「ご指摘の経歴に関する過去の報道については承知しておりますし、重く受け止めております。しかしながら、それ以来長い年月が経過した現在、それを理由に氏の発信機会が制限され続けることは、必ずしも公平とは言えないと考えております。
また、弊社といたしましては、氏が現在もコンサルタントとして活動を継続しており、2025年11月からはJ-WAVEでの新番組も開始されるなど、各方面で信頼を得て活動の幅を広げている事実も重視しております。あくまで『提供するコンテンツが学習者にとって真に価値があるか』という一点を最優先に評価・判断し、新刊の執筆をお願いした次第です」
要するに、経歴は別にしてショーン氏の“実力”を評価したというわけだ。今回の書籍に付属する音声学習ガイドは、ショーン氏いわく「AIをアシスタントに私が掛け合う形で、ラジオ番組風に制作いたしました」とのことで、自身の“持ち味”も生かされている様子。“詐称”ではない“本物の英語力”に期待できるかも。
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