
tuki.の新曲『アイモライモ』イメージ画像(PR資料より)
“顔出しなし”というミステリアスなスタイルで人気をあつめ、2023年9月に配信リリースされた楽曲『晩餐歌』でビルボードジャパン総合首位を獲得した現役高校生シンガー・tuki.に思わぬ“変化のきざし”が浮上している。
発端となったのは、4月6日に本人がXに投稿した《人生で初めてサインをもとめられました。顔バレしました。ラッキーボーイだね》という報告だった。これまで“正体不明の歌姫”として活動してきたtuki.だけに、この投稿はまたたく間に拡散し、ファンの間で大きな波紋を広げることとなった。
「tuki.さんは、年齢からは想像できないほど完成度の高い楽曲に加え、“素顔を明かさない高校生”という神秘性も相まって、支持を広げてきました。匿名性そのものがブランドとして機能していたからこそ、“顔バレ”のインパクトは非常に大きかったようです」(音楽ライター)
投稿には、実際にサインを書いた写真も添えられており、その“人生初”のできごとに対して、SNS上では祝福の声があいつぐと同時に、サインの書き方や位置に対して思わぬ“ツッコミ”も入った。
《人生初サイン求められて顔バレしたの尊すぎる。ラッキーボーイすぎてファンみんな羨ましー》
《キャラの顔の上に書いてんのえぐい。もうちょい配慮できたやろ》
《せめてキャラクターの顔面避けてやれよ》
とはいえ、今回の件でより注目されたのは、匿名アーティストとしての今後だ。近年、素顔を明かさないスタイルで成功を収めた代表格といえば、Adoがいる。
「Adoさんは長く“顔出しなし”を貫きながらトップアーティストへと駆け上がり、独自の世界観を確立しました。そして2026年3月、『ビリバウム』の発表とともに素顔を公開したことで、大きな話題を呼んだばかりです。“見せないこと”自体がブランディングとして完成されていましたが、最終的に“見せる”という選択をしたことで、新たなフェーズに入ったともいえます。tuki.さんも同様に、どのタイミングで“見せるか”が今後の鍵になりそうです」(前出・音楽ライター)
SNS時代において、アーティストの“見せ方”は、かつて以上に戦略的な意味をもつ。匿名性が生む神秘さと、素顔公開による共感、そのバランスはきわめて繊細だ。
「しかしAdoさんについていえば、ライブをしたりメディアに出演したりするうえで、顔を出せないことが非常に大きなネックになっていたのは間違いありません。
Adoさんもtuki.さんも、覆面のまま認められるのは、もちろん純粋に音楽的評価が高いということでもありますが、やはり自分をさらけ出して、大勢のファンの前に立ちたい気持ちもあるのではないでしょうか」(音楽ジャーナリスト)
今後、tuki.がAdoのような“顔出し”へと向かうのか、それとも匿名をつらぬくのか。次なる展開も気になるところだ。
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