映画『人はなぜラブレターを書くのか』で主演を務める綾瀬はるか
4月14日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の内容が、思わぬ“賛否”を呼んでいる。
「この日は3時間スペシャルで、綾瀬はるかさん、當真あみさん、妻夫木聡さん、佐藤浩市さんがスタジオに出演し、大いに盛り上がりました」(芸能記者)
この日の後半は、2000年3月に発生した、乗客5人が死亡した営団地下鉄(現・東京メトロ)日比谷線の脱線事故をめぐるエピソードが放送された。
「主人公は都内に通う女子高生。満員電車で痴漢被害にあっていた彼女を、そっとかばうように守り続けた青年がいたそうです。彼の名は富久信介さん。言葉をかわすことはなかったものの、彼女は次第にその存在を意識するようになっていきました」(同前)
ところが富久さんは、日比谷線の脱線事故で命を落としてしまう。
「名前も知らぬまま別れた彼を、彼女は何度も車内で探し続けたといいます。やがて、彼が麻布高校に通い、ボクシングに打ち込んでいたことを知るも、思いを伝えることはできずにいました。それから20年、彼女はSNSを通じて遺族にメッセージを送り、初めて胸の内を明かした……という物語でした」(同前)
あまりにせつない実話に、綾瀬ら出演者も涙した。しかし、この“感動展開”に、違和感を抱いた視聴者も少なくなかったという。
「4月17日から、綾瀬さんはじめ、この日のゲストだった俳優陣が出演する映画『人はなぜラブレターを書くのか』が公開されるのですが、今回の再現VTRは、まさにその映画の題材と重なる内容だったのです」(同前)
しかも、このエピソードは2020年6月にも、番組で放送されたものだった。いわば“再放送”を、映画公開直前にぶつけた形だ。
これにX上では、意見が真っ2つに割れた。
《この映画絶対観に行こう》と、再現VTRに心を動かされた声がある一方、《公開前の映画の内容丸々やってるんだけどこれ悪手じゃないの》と、内容を知ってしまったがゆえに観に行かない、という本末転倒さを感じる声もあがったのだ。放送作家が語る。
「『仰天』の再現VTRは、CMを挟んで約40分に及ぶ大作でした。女性を痴漢から救った富久さんの性格や生い立ちを丁寧に振り返り、さらに20年後、女性が送ったメッセージを通して、生前、どのような青年だったのかという“知られざる素顔”が明らかになっていきます。
遺族がそのメッセージを読み、涙するシーンはまさにクライマックスで、それこそ1本の映画を観終えたかのような完成度ではありました」
この“先出し放送”は映画の追い風となるのか。それとも、興味を削ぐ“ネタバレ”となってしまったのか。結果は興行成績でわかるはずだ。
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