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『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第36回/番組終了後に石川さゆりさんの音頭で北島三郎御大を囲んで、唯一無二の豪華 “お宝撮影会”

芸能 記事投稿日:2026.05.03 06:00 最終更新日:2026.05.03 06:00

『坂本冬美のモゴモゴ紅白』第36回/番組終了後に石川さゆりさんの音頭で北島三郎御大を囲んで、唯一無二の豪華 “お宝撮影会”

坂本冬美

 

 平成最後となった『第69回NHK紅白歌合戦』は、心の奥底にしまい込んでいたわたしの淡い想い……桑田佳祐さんに曲を書いていただけたら、もうわたしはいつ歌手をやめてもいいーー密かに抱いていたそんな乙女心に、再び火を灯す、大切な回でした。

 

 総合司会は、内村光良さんと桑子真帆アナウンサー。紅組司会は広瀬すずさんで、白組は櫻井翔さん。わたしの出番は、なんと初めて経験する紅組トップバッターです。

 

 もしもです。もしも、トリとトップバッター、どちらかを選んでいいと言われたら、わたしは迷わずトップバッターを選びます。

 

 やばい、やばい、やばい。どうしよう、どうしよう、どうしよう……。プレッシャーに押し潰されそうになりながら長い時間待っているのは、精神衛生上よくありません。

 

 ましてこのときは、白組トップバッターの三代目 J Soul Brothersの皆さんから始まったので、紅組トップといっても、実質的には2番です。

 

 この年、大ブームを巻き起こした『R.Y.U.S.E.I.』の “ランニングマン” で、会場中が沸きに沸いた直後の登場ですから、その流れにうまく乗っかったといいますか、乗せられたといいますか(笑)。

 

 バックで踊ってくださったFabulous Sisters、BLUE TOKYOの皆さんの若さ溢れるパフォーマンスにも助けられ、心地いい緊張感のなか、歌詞を間違えることもなく、最後まで歌うことができました。

 

 ステージ袖に引っ込んだときの気持ちを正直にお話しするとーー。

 

 あら、もう終わっちゃった、みたいな。よぉ〜し、ここからは思い切り『紅白』を楽しむぞぉ、みたいな。そんな気持ちが入り混じっていたように思います。

 

 そしてその後、TWICEさん、EXILEさん、Superflyさん、三浦大知さん、aikoさん、松田聖子さん、氷川きよしくん、椎名林檎さん、宮本浩次さん、松任谷由実さん、星野源さん、米津玄師さん、MISIAさん、ゆずのお2人と続き、トリは『天城越え』の石川さゆりさん。大トリは、嵐さんの『嵐×紅白スペシャルメドレー』。

 

 そしてそしてそして、平成の歌い納めは、35年ぶりにNHKホールのステージに立ったサザンオールスターズの皆さんです。もしももしも、このとき桑田さんにお会いすることがなかったら、『ブッダのように私は死んだ』も、ありませんでした。

 

『希望の轍』を歌い終え、続く『勝手にシンドバッド』では、会場中がもうお祭り騒ぎ。北島三郎御大も、ユーミンさんもノリノリで、わたしのなかの『紅白』史上、最高に盛り上がった年でした。

 

 番組終了後、「みんなで写真を撮ろうよ」というさゆりさんの音頭で、北島御大を囲んで、その場にいた人たちが集まって……。

 

 御大の両脇には、広瀬さんとMISIAさん。すぐ後ろには、聖子さん、五木(ひろし)さん、さゆりさん、天童(よしみ)さんが並び、わたしやいきものがかりさんはその後ろ。そのさらに後ろに氷川くん、三山ひろしくん、純烈さんといった後輩たちが……。

 

 貴重という言葉を遥かに超えた、この世でただ一枚、唯一無二のお宝写真です。

 

さかもとふゆみ
1967 年3月30日生まれ 和歌山県出身『祝い酒』『夜桜お七』『また君に恋してる』『ブッダのように私は死んだ』など幅広いジャンルの代表曲を持つ。現在、40周年記念シングル『遠い昔の恋の歌』が好評発売中!

 

写真・中村 功
取材&文・工藤 晋

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出典元: 週刊FLASH 2026年5月12日・19日合併号

著者: 『FLASH』編集部

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