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お値段5万円! ピンク・レディーのレアレコード
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2024.07.07 13:22 最終更新日:2024.07.07 13:22
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
写写丸(以下、写) お、ピンク・レディーがたくさん!
大崎 見てほしいのが、中央の下段と中段にある『S・O・S』のシングル盤です。
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写 2枚ありますね。
大崎 曲の冒頭に「ピピピー」というモールス信号が入っていましたよね。あれは実際に「SOS」を意味するモールス信号なんですよ。そうなると、テレビやラジオなどの公共の電波で放送するのはまずいのではないかと、問題になったんです。
写 たしかに、本当の遭難信号と勘違いしたら、大変なことになりますもんね。
大崎 そこで、モールス音が入っていない『S・O・S』のシングル盤が生まれたんですよ。それが中央の中段にある盤です。実際に聴いてみたら、本当に冒頭の音がカットされていましたよ。
写 これはファン垂涎のお宝ですね! 当時の人気は、本当に爆発的でしたから。
大崎 1976年のデビューから1978年あたりまでは、 “ピンク・レディー時代” といえるでしょうね。レコードだけでも1千万枚以上セールスしたすばらしい実力です。このように幾多のバージョンが存在することも、彼女たちのすごさ故ですね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央