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「安倍元首相銃撃事件」映画化「山上徹也被告役は菅田将暉」の報道で懸念される“英雄化”

芸能 記事投稿日:2026.09.03 16:25 最終更新日:2026.09.03 16:39

「安倍元首相銃撃事件」映画化「山上徹也被告役は菅田将暉」の報道で懸念される“英雄化”

菅田将暉

 

 2022年7月、奈良市内で参院選の応援演説中だった安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件が、人気俳優を起用して映画化される可能性が浮上した。

 

「9月2日配信の『東スポWEB』によると、これまでヒット作を手がけてきた有名監督が、安倍元首相銃撃事件を『後世に残さなければならない』との思いから映画化に乗り出し、極秘プロジェクトとして進めているといいます。さらに、山上徹也被告役には菅田将暉さんの名前が浮上しているとも報じられました。

 

 現時点で菅田さんの所属事務所などから正式な発表はありませんが、事件から約4年しか経過しておらず、山上被告の裁判も続いているだけに、実現すれば大きな議論を呼ぶことは避けられないでしょう」(スポーツ紙記者)

 

 実際、報道を受け、Xでは映画化に拒否反応が相次いでいる。

 

《これはダメでしょう?問題作になるよ》

 

《まだ控訴中ですよね?時期尚早すぎますね》

 

 さらに、菅田に対しても《なんでも引き受ける俳優なら軽蔑します》《こんなお話OKしたらあなたを嫌いになる》と、出演を承諾した場合を仮定した辛辣な声まで飛び出している。こうした反発の背景について、映画関係者はこう話す。

 

「山上被告は2026年1月、奈良地裁で無期懲役の判決を言い渡されましたが、弁護側が控訴しています。そのため、刑が確定していない段階で、事件や被告の半生を映画として描くことに『時期尚早』と感じる人も多いようです」

 

 映画化をめぐって、とりわけ危惧されているのが、山上被告が作品の“主人公”として描かれることだ。

 

「事件後、山上被告には、母親による世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への多額の献金で家庭が困窮したという生い立ちに同情が集まりました。全国から衣類や食品などが差し入れられ、現金は100万円を超えたと報じられたほか、減刑を求めるオンライン署名にも1万筆を超える賛同が寄せられています。映画では、こうした生い立ちや教団への恨み、犯行にいたる心理を描くことになるでしょう。

 

 しかし、背景を掘り下げるほど、結果的に犯行を正当化、美化していると受け取られる危険性もあります。まして、人気と演技力を兼ねそなえた菅田さんが演じれば、被告の英雄化につながるのではないかという懸念も出てきます」(同前)

 

 社会派作品となるのか、問題作となるのか。向けられた反応が、映画化にともなう危うさを浮き彫りにしている。

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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