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『豊臣兄弟!』今川義元父子の“極悪パワハラ”演出に批判殺到「昭和からアップデートなし」自治体“意見書騒動”に続く波紋

芸能 記事投稿日:2026.09.07 16:20 最終更新日:2026.09.07 16:26

『豊臣兄弟!』今川義元父子の“極悪パワハラ”演出に批判殺到「昭和からアップデートなし」自治体“意見書騒動”に続く波紋

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で主演を務める俳優の仲野太賀

 

 9月6日に放送されたNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』第34話が波紋を呼んでいる。

 

 第34話のサブタイトルは「最強のライバル」。徳川家康(松下洸平)が話のメインとなった。自ら政治を動かすようになった秀吉(池松壮亮)のもとには、諸国の有力大名が相次いで訪れるが、家康は姿を現さない。家康の脳裏に浮かんでいたのは、これまで味わってきたいくつもの苦い経験だった。

 

 幼いころに織田家、今川家の人質となった家康。今川家では嫡男・氏真にいじめられ、元服するとそれまで優しかった義元(大鶴義丹)の態度が一変。家康がかわいがっていた小鳥を「いますぐ殺して見せよ。わしの命に逆らうことは決して許さぬ」と命じる。家康は殺すことができず、逃げてしまった小鳥を氏真が鉄砲で撃ち落とす。涙を流す家康に、義元はこう言い放つ。「お前には選ぶ道などない」——。

 

 この今川父子のパワハラに、Xには

 

《今川義元を一家ぐるみの悪人に描くのは単純過ぎます。そんな人物が海道一の弓取りとは言われませんよ。多くの国人衆から支持されていた大大名ですからね》

 

《こんなテンプレ小悪党な今川親子を令和の世に見ることになるとは思わなかった。昭和からアップデートがまったく為されてないぞ》

 

 など、ドラマでの描かれ方に批判的な意見があふれる状態となっている。

 

「第34話では、なぜ家康が抗おうとするのか、その心の内が描かれました。人質として屈辱を味わい、信長には妻子を殺すよう命じられ、従うしかなかった。もう指図を受けるのは御免だ、というわけです。そのために、今川父子は非常に冷徹な人間として描かれました。

 

 かつては、家康は人質だった時期に今川家でひどい扱いを受けていたという描写のドラマが多くありました。しかし近年では、今川家で高度な教育を受け、大事にされていたとする見方が一般的になっています。『豊臣兄弟!』ではとんでもなく嫌な人物として描かれた今川氏真ですが、実際は家康と非常に仲がよく、晩年まで60年にわたり親交があったことがわかっています」(芸能担当記者)

 

 2023年の大河ドラマ『どうする家康』では、今川義元は家康に為政者としての心構えを説く父親のような存在として描かれている。氏真も家康とは兄弟のように育った仲で、今回の冷徹父子とは真逆の描かれ方だった。

 

「史実とかけ離れている」との批判が多い今作。武将・中川清秀をめぐっては「寝返り」という史実にはない演出がされ、清秀とゆかりがある大分県竹田市と大阪府茨木市が、連名でNHKに「遺憾の念を禁じ得ない」との意見書を送っている。

 

 Xには、

 

《ぶっちゃけ、静岡県民怒っていいと思う。中川清秀公の一件に続いて、今川家の扱いが酷すぎる。もちろん前時代なら理解できます。いまの研究が進んだ今川家の扱いじゃない》

 

との意見も。静岡では今川義元をモチーフに、汚名返上を目指す「今川さん」なるゆるキャラも存在する。さて、どうする静岡?

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出典元: SmartFLASH

著者: 『FLASH』編集部

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