山口達也
元TOKIOの山口達也氏が、専門学校「名古屋医専」で、「依存症の理解と回復-医療の総合校へ直接伝えたいこと」をテーマに特別授業をおこなった。10月30日、同校の公式ホームページで授業の様子が紹介された。
授業では、回復を支える「寄り添う心のつながり」の大切さを伝えるとともに、飲酒に支配されていた自身の過去を赤裸々に語ったという。
「今回の授業は、作業療法士や精神保健福祉士などを目指す学生たちに、当事者の経験を伝えるものでした。CBCテレビによれば、山口氏は若いころは酒に強くなろうと飲み続けたと説明。『酒が強いね』という言葉も、褒め言葉だと受け止めていたそうです。飲酒に対する自身の認識を振り返ることで、依存症の怖さを伝えようとしたのでしょう」(芸能記者)
しかし、Xには、
《問題は「酒」ちゃうねん。肝心な方を指摘されたくないからって論点ずらすな》
《何でも依存症のせいにされると依存症の方に迷惑ですよね》
など、冷ややかな意見が寄せられている。こうした反応の背景として考えられるのが、2018年の事件だ。当時を知るスポーツ紙記者がこう話す。
「山口氏は2018年、未成年への強制わいせつ容疑で書類送検されました。その後、示談が成立し、被害届も取り下げられ、同年5月に起訴猶予処分となっています。
当時の謝罪会見では、飲酒の影響で記憶が明確でない部分があるとしながらも、キスをしたことは認め、謝罪しました。しかし、2020年9月には酒を飲んで大型バイクを運転し、信号待ちの乗用車に追突。酒気帯び運転で罰金35万円の略式命令を受けています。
こうした経緯から、依存症について語る姿に、過去の行為を思い出す人もいたのでしょう」
ただ、山口氏自身は、一連の行為の責任をすべて依存症に転嫁しているわけではない。飲酒運転事故の謝罪文では、「アルコール依存症以前の問題であって弁明の余地はなく」と述べ、行為への責任を認めていた。
今回の授業でも、飲酒運転事故に自ら言及。再び飲酒すれば、他人の命を奪うかもしれないという危機感を語っていたという。
「闘病経験を伝えることと過去の行為への責任は、わけて考える必要があります。今回の発言だけで『病気を言い訳にしている』と断定するのは適切ではありません。
一方、山口氏の言葉に厳しい反応が返ってくることからは、現在の活動を知ってもなお、過去の事件を重く受け止めている人がいることがうかがえます」(同)
依存症と向き合う日々を語る山口氏。周囲からの厳しい声に応えるためにも、今後も更生ぶりを発信していく必要がありそうだ。
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