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人気ゲーム作曲家が強制わいせつ未遂容疑で逮捕…「配信停止」めぐりSNS紛糾 “アクタージュ騒動” 思い出す人も

社会・政治FLASH編集部
記事投稿日:2022.10.26 14:40 最終更新日:2022.10.26 14:42

人気ゲーム作曲家が強制わいせつ未遂容疑で逮捕…「配信停止」めぐりSNS紛糾 “アクタージュ騒動” 思い出す人も

 

 10月24日、面識のない10代女性にわいせつな行為をしようとしたとして、人気ゲームやアニメに楽曲を提供している作曲家・田中秀和容疑者が、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕された。

 

 警視庁によれば、2022年8月、田中容疑者は目黒区内の駐輪場で、帰宅途中だった10代女性に対し、わいせつな言葉をかけて無理やり手を引っ張り、暗がりのスペースに連れ込んだという。女性はその場から逃げ、近くの交番に被害を訴えた。


 田中容疑者は、調べに対し「女性を見つけ、好みのタイプだと思って、電車に乗ってついていった」などと供述しているという。

 

 

 田中容疑者は、ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ』や『ウマ娘 プリティダービー』、アニメ『アイカツ!』『WORKING!!』など、多くの人気作品に楽曲を提供している。

 

 田中容疑者の逮捕により、人気作品に提供してきた楽曲がお蔵入りになる可能性も報じられており、SNSでは「配信停止」の是非をめぐって議論が紛糾している。

 

 お蔵入り反対派の意見は、

 

《彼が作ったデレステの楽曲の殆どが俺の推し曲なんだけど 曲に罪は無いから、頼むから配信停止とかは勘弁して下さい》

 

《マジで過去楽曲配信停止とかやめてくれよ 作品やサービスは製作者の人間性と分けて評価出来る社会になってくれ》

 

《田中秀和の楽曲の件もそうですが、これからの曲のことだけ話すればいいと思うんですよね。みんな過去の楽曲の使用まで不安がる風潮や空気ほんと嫌っす》

 

 一方、お蔵入りもやむなし派は、

 

《似たような被害にあった人ってけっこう居るし、その人たちからしたら犯罪者の曲がまだ配信されて犯罪者の収入につながってるってのがホントに無理だからとっとと配信停止してほしい》

 

《配信停止の件はなー、「曲に罪はない」て方の意見も分からなくはないけど、今回は確実に被害に遭っている方がいるわけだからそういうわけにはいかないと思うんだよな被害者やその関係者の中には「曲を聞くだけでも反吐が出る」て思う人もいるだろうし》

 

《どんなに良曲で曲に罪はないとしても、名前見るだけでもフラッシュバックしたり今後一生辛い思いし続ける被害者がいるのだから配信停止は妥当でわ…》

 

 といった具合だ。

 

 今回の事件で、多くの人が思い出したのが、2020年に起こった “アクタージュ騒動” だろう。

 

「かつて週刊少年ジャンプで連載されていた『アクタージュ act-age』は、原作者のマツキタツヤ氏が強制わいせつ容疑で逮捕され、連載終了という結果に終わっています。

 

 舞台化の企画も進んでおり、ファンの間では打ち切りについて、議論が白熱しました。

 

 ただ、漫画担当者の宇佐崎しろさんは、作品の終了は妥当として、《作品を惜しむ声が被害に遭われた方に対しての重圧となることは、絶対に避けるべきことです》《私も漫画に救われて生きています。やりきれない気持ちでいっぱいです。ですがその愛を間違った方向に暴力として向けるのは絶対にやめてください》などとコメント。

 

 被害者に寄り添ったスタンスを見せたことで、騒動は沈静化しました」(エンタメライター)

 

『アイカツ!』などを展開するバンダイナムコの関連会社は、グループで協議中だとして、本誌の取材に「現在事実確認中のため、コメントは差し控えさせていただきます」とコメントした。

 

 被害者のいる話だけに、関係各所が社会的な責任を踏まえたうえで、丁寧に話を進めてくれるといいのだが……。

( SmartFLASH )

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