
りんご娘
全国にご当地アイドルは多かれど、彼女たちほど青森県を愛し、地元に密着して活動しているグループはいない。大手広告代理店が調査し、『週刊FLASH』(2026年9月22日号)で発表された東北ブロック「ローカルスター」ランキングで1位に輝いたりんご娘は、今年結成27年めを迎え、全国でいちばん長く活動しているご当地アイドルである。現在は、9期生であるピンクレディ、はつ恋ぐりん、金星、スターキングデリシャスの4人で活動をおこなっている。
東北1位の喜びと、青森県への想いをメンバーに聞いた。
ピンクレディ「長い間、県内のみなさんに支えられて続いているグループなので、こうやって県を代表させていただけるのは、ものすごく嬉しいです。東北1位と言っていただける以上は、『青森といえばりんご娘だよね』と多くの人に言っていただける存在になれるよう頑張りたいです。青森のことをPRするのが私たちの仕事でもあるので、これからもたくさんの魅力を発信していきたいと思います」
はつ恋ぐりん 「私は、青森のイベントでパフォーマンスやPRをしているりんご娘が小さいころから大好きで、家族でずっと応援してきました。その姿を見て『私もいつかはりんご娘になりたい』と思っていたので、夢を叶えてこうして活動できていることが本当に嬉しいです。ふだんから地元の方に愛されていると感じることが多いので、これからは県外のみなさんにもさらに愛される存在になっていきたいです」
金星 「東北ブロック1位は本当に嬉しいです! いま青森県全体でお笑い芸人さんやアーティストさん、アイドルなどエンタメ業界がすごく盛り上がっています。そのなかで、青森の魅力を楽曲やパフォーマンスで伝えられるのは私たちにしかできない強みだと思っています。みなさんと刺激しあい、切磋琢磨しながら青森県を盛り上げていきたいです。また、県外や海外でパフォーマンスをして青森に帰ってくると、地元のよさが身に沁みます。純粋に『青森県が好き』という気持ちを大切にしながら活動していきたいです」
スターキングデリシャス 「青森県だけでなく、東北のなかでりんご娘を選んでいただき、本当に光栄です。りんご娘は『農業活性化』というコンセプトのもと、青森を盛り上げたい一心で26年間活動してきました。私たちは2022年からこの4人で活動をスタートし、弘前の『はるか夢球場』で1万人ライブをおこなうことを一つの目標に掲げてきました。そして2026年5月、ついに1万人の方にお越しいただき、ライブを成功させることができました。県外の方にも青森や私たちのことを好きになっていただけたと実感できたので、今後も魅力をしっかり伝えていきます」
■メンバーが語る“青森のイチオシ”
ピンクレディ「私は自然豊かな環境で育ったので、山と海があるところが一番の推しポイントです。山があるから美味しい空気や水があり、食べ物も最高に美味しいんです。青森県は2つの海と1つの湾に囲まれていて、日本海、太平洋、陸奥湾と、どこで獲れたものも絶品です。ただ、実際に足を運んでもらわないと伝わらない部分も多いので、自分たちの力でもっとその魅力を届けていきたいです」
はつ恋ぐりん「私は人の温かさが大好きです。最近は県外から移住される方も増えていて、ファンの方からも『青森に移住しました』と聞く機会が増えました。そういった慣れない土地で困っている方が『どこへ行ったらいいかわからない』と相談すると、地元の人がすぐに『ここへ行くといいよ』と親身にアドバイスしてくれるんです。人の温かさを日常で感じられるのが青森の魅力ですね」
金星「私は言葉(方言)ですね。青森は方言が強いイメージがあると思いますが、大きく『津軽弁』と『南部弁』に分かれています。私たちが使う津軽弁は、県外の方から『なんと言っているかわからない』と言われたり、少しダサいイメージを持たれがちなのですが(笑)、地元の人はプライドと愛情を持って使っています。私たちも活動中は津軽弁を使うことが日常で、東京の方にも親しんでもらえるよう、津軽弁をテーマにした楽曲がたくさんあります。新曲の『け』は、津軽弁で12通りの意味があるんですよ。ぜひ聴いて身近に感じてほしいです!」
スターキングデリシャス「私は伝統を守り続けているところが好きです。有名な『ねぶた祭り』をはじめとする伝統的なお祭りや工芸品はもちろん、農家のみなさんが大切に育ててきた『りんご』も大切な伝統品だと思っています。津軽弁には、意地っ張りや頑固者を意味する『じょっぱり魂』という言葉がありますが、そうした熱い魂があるからこそ大切な文化が受け継がれてきたと感じます。私たちの所属事務所(リンゴミュージック)の伝統も、しっかり引き継いでいきたいです」
■これからの活動と、伝えたい言葉
ピンクレディ「どれだけ有名になっても、私たちは青森を離れないグループでいたいと思っています。楽曲の9割近くが青森について歌ったものなので、これからも地元の歌を届け続けたいです。また、若者の県外流出という課題もありますが、たとえ一度離れたとしても『青森が大好きだ』という気持ちを持ち続けてもらえるよう、貢献できる存在でありたいです」
はつ恋ぐりん「1万人スタジアムライブのあと『遠い存在になっちゃうのかな』という声を聞くこともあったのですが、まったくそんなことはありません! もっと身近に感じてもらえるよう、地元のみなさんと直接ふれあえるライブやイベントを大切に作っていきたいです」
金星「私たちのライブには、実は小さなお子さんもたくさん来てくださるんです。ライブを通して子どもたちに郷土愛を育んでもらったり、『青森で夢を叶えたい』と思ってもらえるような、夢を与えられる存在になりたいと強く思うようになりました」
スターキングデリシャス「農業活性化アイドルとして、毎年開催している『弘前りんごキャラバン』などで全国にりんごの魅力をPRしています。また、青森県内40市町村すべてを盛り上げるため、スタンプラリーやオリジナルグッズの展開などさまざまな取り組みをおこなっています。ぜひこの機会に青森へ遊びに来てください!」
ピンクレディ「最後に、覚えてほしい津軽弁を一つ紹介します!『頑張れ』を意味する『けっぱれ』もいいですが、おすすめは私たちのグッズTシャツにも描かれている『わどなどけやぐ』です。これは『私とあなたは友達』という意味になります。ぜひみなさんも使ってみてくださいね!」
りんご娘がいる限り、青森は安泰だ!
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