声優アイドルユニットi☆Risの久保田未夢。およそ1年ぶりにFLASHスペシャルへ登場した彼女が「夢と現実」をテーマにした撮影の感想と、激動の’20年を振り返った。
─ 今回の撮影テーマは「夢と現実」でしたが、久保田さんは眠っているときに見る夢って覚えている人ですか?
起きた瞬間は覚えていることもあるけど、すぐに忘れちゃうタイプかもしれません。鮮明に覚えている夢って、言われてみたら全然ないかも。
私、朝起きるのがめっちゃ苦手なんですよ。全然起きられないから、携帯と、携帯と、携帯を使っていて...。
─ まさかの携帯3台使い!(笑)
そのうち2つは昔の携帯で、アラームのためだけに使ってます(笑)。そこまでしてようやくアラームが鳴ったことに気づくくらい。
─ 悪夢を見て飛び起きたことは?
私が記憶してる限りでは、経験ないかなぁ。怖い夢はたまに見ますよ。具体的には覚えてないけど、ゾンビに追いかけられてる夢とか。でも、夢ってきっと覚えてないくらいがちょうどいいのかもしれないです。仮に飛び起きちゃうほど怖い夢ばっかり見てたとして、それを全部記憶に残していたら頭がおかしくなっちゃいそう。
─ “夢” の意味が若干違ってきますが、久保田さんは夢見がちなタイプか、現実とまっすぐ向き合うタイプか、どちらですか?
めちゃめちゃ現実主義です。小さいころから、「夢に向かって頑張ろう!」みたいな、キラキラした生き方ができなくて。極端に言ってしまうと、過程より結果を大事にするように育てられてきたこともあってか、何事も効率よくやるほうが性に合ってるんですよ。乗り越えられる壁をコツコツ乗り越えていくタイプの人間です。
─ 所属しているi☆Risのメンバーは、どっちのタイプが多いですか?
人によりけりかな。現実主義なコもいれば、そうじゃないコもいます。でも、メンバーのなかだったら私がいちばん現実主義者かもしれない。効率重視っていう面でも、帰り支度とか恐ろしいほど早いですもん、私(笑)。ライブが終わって、3分で着替えて帰ります。それがいいとか悪いとかっていうことではないんですけどね。
─ 個々の自由というか。
そうです。私みたいに早く帰る人もいれば、しゃべりながらゆっくり後片づけをする人もいる。
それ以外の場面でもいえることなんですが、私たちは個々を尊重し合うグループなので、誰かに合わせて何かをしたり、我慢したりしなきゃいけないことが基本的にないんですよ。お互いがのびのびと好きなことを好きなようにやればいいじゃんっていうスタンス。それが長続きする秘訣かなって思います。