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【PPE大特集】PPエンタープライズ社長・よきゅーんが語るこれまでとこれから。すべては「面白い」が原動力。
グラビアFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.30 12:00 最終更新日:2022.07.30 12:00
コスプレ界からグラビア界に打って出て、快進撃を続けるPPエンタープライズを率いるのは、自身もコスプレイヤーとして活躍するよきゅーん社長。えなこをブレイクさせ、グラビア界に次々と話題を振りまくよきゅーん氏の情熱溢れる特別インタビュー!
― まずは、PPEを立ち上げたきっかけから教えてください。
もともとは知り合いから、えなこを紹介されて、一時的に代理店業務をするような気持ちで一緒に仕事をしていたんです。私自身、メイド喫茶の経営をしていたし、事務所を立ち上げるなんて一切思っていなくて。でも、気がついたら、なし崩しのような形で事務所が誕生していました(笑)。
― 最初は苦労しませんでしたか?
しなかったですね。「楽しい!」という気持ちだけで突き進んでいたら、とんとん拍子でした。がむしゃらに毎日生きていたら、いつの間にか数年たっていた、みたいな。それに、運もよかったと思います(笑)。
― やめたいと思ったこともない?
ないですね。やりたいことしかやっていないので(笑)。
― えなこさんもよきゅーんさんもかなり多忙なイメージですが、休みはあるんですか?
(インタビュー日の)今日はオフでした!(笑) でも、ないときはないですね。テトリスみたいにスケジュールを詰めちゃうので。ただ、えなこともよく話しているんですけど、「仕事はあるうちにしたほうがいい。なくなるときは一瞬でなくなる」と常に危機感は持っていて。「驕ってはダメ! 私たちの代わりはいくらでもいる!」と思いながら生きています。
― PPEが事務所として成長したなと思った瞬間はいつでしょうか?
やっぱり(伊織)もえちゃんの加入ですね。あのときは、コスプレ芸能業界が変わるなと思いました。もえちゃん自身、もともとは自分の会社で一人で活動していて、えなこと境遇が似ていたんですよ。そんななかで「えなこちゃんと伊織もえが一緒になったほうが、コスプレ業界がもっと盛り上がって、長続きしていくんじゃないか」とお話ししてくれて。オタクとしても、この展開にはテンションが上がりました。漫画やアニメでも、ライバルだった2人がいきなりタッグを組んだらちょっと嬉しいじゃないですか! だから、もえちゃんの加入は絶対におもしろいことになると思ったし、それを提案してくれたことが嬉しかったです。
― ’21年8月には、えなこさんが漫画誌やグラビア誌、合計15誌の表紙ジャックをして話題を呼びました。
常に新しいことに挑戦して何か打ち立てたいんですよ。今までにやったことのないことをやったほうが楽しいじゃないですか。1人しか社員がいない事務所だからこそ、何かおもしろいことをやっていかないと、大手さんに力負けしますもん。それに出版社の垣根を超えて、何か一緒にモノを作るということがやりたかったんです。
― 今年も表紙ジャックを開催。去年よりも参加雑誌が増えています。
そうなんです、私もびっくりしちゃって(笑)。でも、これからもたくさん革命を起こしたい!
― 事務所としては、えなこさんが交際をスクープされた際に、即ご本人がインタビューを受けるなど、その対応にも驚かされました。
このご時世、誰かが書いた噂が真実として一人歩きするのが嫌だったんです。私はもとからコスプレイヤーって、既婚者でも、彼氏がいても、年齢だって関係なく活躍できる職業だと思っていて。うちの事務所には茉夏という既婚者コスプレイヤーもいるし、週刊誌の方から連絡が来たときは、言いたいことをきちんと自分の言葉で伝えたほうがいいと思って、インタビューを提案しました。週刊誌の方も正々堂々と取材を受ける人はほぼいないって驚いていましたね(笑)。えなこにとっても、自分の意見をきちんと言えたほうがカッコいいなって思って。
― 今年のエイプリルフール企画で誕生したエイプリルフール限定アイドルグループ「PPE41」も大きな話題を呼びましたが、まさかの「TIF」出演を果たすという(笑)。
今年しかできないネタだし、せっかくだからやれるとこまでやっちゃおうと思って(笑)。CDなどを発売して、たくさんのファンの方が喜んでくれているのを実感して「そういえば夏にTIFあるな。いっちょ出てみっか!」ってノリで提案してみたんです(笑)。やっぱり、やったからには次の成果があったほうがおもしろいじゃないですか。
― よきゅーんさんはもともと「腐男塾(現・風男塾)」のメンバーとしてTIFに出演したことがありますよね?
第1回以来、11年ぶりの出演ですね。こんな人間いないだろうって思います(笑)。そういうのも含めておもしろいなって!
― 常におもしろいことにチャレンジし続けているんですね。
そうですね。これからも、ファンの皆さんが喜んでくれることをみんなで楽しみたいです!
― 今後の展望などありますか?
大きなことはあんまりないですね。しいて言うなら、「この世界で生き延びる」です(笑)。
― 今回、お話を聞かせていただいて、所属タレントの皆さんは、明るいよきゅーんさんが社長だからこそついてきているように思いました。
ほんとですよ! もっと敬ってほしいし、いつか私の銅像を建ててほしいくらい(笑)。
― 数年後、よきゅーん像が立っているかもしれませんね。
まずは事務所の片隅にでも、粘土でも木彫りでもいいですから!(笑) でも、こんなノリの事務所だから、まわりから「快進撃」って言っていただけるような団結力があるんだと思います。芸能界に一揆しているので、私たちは。コスプレ村からの一揆です!
― すごく漫画的なストーリーですね。
そうなんです。だから将来はPPEのみんなと一緒に『キングダム』のように、将軍まで上り詰めたい!(笑)