グラビア
吉柳咲良、寺島しのぶとの共演も「演技の場では、遠慮したくない」

【写真あり】吉柳咲良をもっと見る吉柳咲良
『ブギウギ』や『御上先生』で注目を浴びた、若手女優の吉柳咲良。4月からの舞台『リンス・リピート ーーして、再び繰り返すーー』では、摂食障害に苦しむヒロインを演じる。
「『また大変な役が来た』と思いました。でも、まだまだ演技で『自分と向き合うのをやめるな』と言われてるようで、日々考えながら取り組んでいます」
母親役を演じるのは、寺島しのぶ。大先輩相手にも、稽古では「リスペクトの気持ちを持ちながらも遠慮なく向き合わせていただいています」という。
「先輩に気を遣い遠慮してお芝居をするのは、逆に失礼だと思っています。同じ板の上、演技の場ではお互いに意見を言い合い、向き合っています。そんな私の話を聞いてくださる先輩方は、本当にありがたい存在です」
ミュージカル『ピーター・パン』でデビューした彼女にとって舞台という場は、大切なもの。
「今でもミュージカルが私の主軸という感覚はあります。お客さんを舞台に呼べる俳優になるため、知名度は大切だと思っています。『御上先生』の問題を抱えた生徒役や、『白雪姫』の声優業で皆さんに認知していただくことで、そういった、自分の多面的なところを見せていけたら嬉しいですね」
関連記事:【39歳で驚きの透明感】沢尻エリカ『1リットルの涙』彷彿とさせる“清楚さ”に大反響…6年ぶりCMが示す“復帰から1年”の評価
【 “強さ”を知る6つのQ&A】
<Q1>休みの日の過ごし方は?
とにかく歌うことが大好きなので、ひとりカラオケです。何時間でも歌っていられます。
<Q2>SNSで意識していることは?
意識しているのは、色々な表情や服装の自分を見せること。ブレた写真もあえて載せますし、加工もほとんどしません(笑)。
<Q3>女優として挑戦してみたいことは?
アクション作品に挑戦したいです。ダンスが得意で、じつは実家が空手道場なんです。
<Q4>憧れの役者さんは?
ドラマ『未来への10カウント』で共演させていただいた満島ひかりさんを尊敬しています。撮影中は仕事へのアドバイスもいただきました。
<Q5>吉柳さんの意外なチャームポイントは?
声です。『天気の子』で男の子役を演じたとき、新海誠監督に「君の声は武器だ」と褒めていただき、自分の低めの声に自信が持てました。
<Q5>ずばり、同世代でライバルはいますか?
日曜劇場『御上先生』で共演したクラスメイトは、皆さん仲間でありライバルです。自分の出番ではないシーンでも、演技を観て刺激をもらっていました。
きりゅうさくら
20歳 2004年4月22日生まれ 栃木県出身 T154 2016年、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバン「PURE GIRL 2016」のグランプリを受賞。翌年、舞台『ピーター・パン』で主演デビュー。2019年公開の映画『天気の子』では声優を務めた。最近の出演作では、日曜劇場『御上先生』(TBS系)、白雪姫のプレミアム吹替を担当した映画『白雪姫』で注目を集めている。舞台『リンス・リピート ―そして、再び繰り返す―』(4月17日~5月6日 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)に出演予定。そのほか最新情報は、公式X(@kiryusakura422)、公式Instagram(@kiryusakura_official)にて
写真・木村哲夫
スタイリスト・hao
ヘアメイク・折原絵理
衣装提供・Atelier Nain/nugu pressroom