
蓬莱 舞
「制コレ22」でグランプリに輝いたことを機に、グラビアアイドルとして引っ張りだことなった蓬莱舞。現在はABEMAドラマ『死ぬほど愛して』に出演するなど、女優業にも力を入れている。
「私の役は、成宮寛貴さんが演じる主人公・神城真人の妹、金倉茜です。苗字が違うことでわかるかもしれないんですけど、すごく人間関係が複雑なドラマで。台本をいただいたときに、何度も読み返さないと物語の全容や役柄が理解できませんでした(笑)。
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茜は客観的に見ると、幸せではないような女性です。男の人にも騙されているし。でも、一生懸命頑張って仕事をしていたり、離れて暮らしているお兄ちゃんに会えるように手紙を書いたり、悲壮感より健気さを感じて。そこを表現できればと思いました。こういう役だと、自分との共通点はほとんどないんですけど、私も人を信じやすいので、『世の中には悪い人っているんだ、気をつけよう』と学びました(笑)」
劇中の初登場シーンは寝たきりだったため、ファンも驚いたそう。
「病院のベッドで怪我をして寝ていての登場だったので、ビックリされました。どんな役なのか全然わからないって。でも、物語の進行に関わることなので、詳細は言えずにいたので、ファンの人はモヤモヤしていたかも。物語が進み、だんだんいろいろなことがわかってきたので、最後まで見届けてほしいです」
演じることにも、少しずつ手応えを感じてきた。
「まだ面白さよりも難しいと感じることが多いですし、演じているときに『大丈夫かな?』と不安になります。でも、違う作品で喧嘩するシーンがあったとき、『死ぬまで愛して』で感情を抑えた演技を体験できたおかげで、苦手だった大きな声を出しながらの演技が、逆にできるようになったと感じたり。自分なりにですけど、表現の幅が広がっていると思うので、もっといろいろな作品に出られるようになりたいです」
蓬莱 舞
ほうらいまい 2006年1月17日生まれ 静岡県出身 T160 「制コレ22」でグランプリを受賞。グラビアに加え、タレントとしても活躍中。1st写真集『あいまい』(集英社)が発売中。ABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』では、主人公の妹・金倉茜を演じている。最新情報は、公式Instagram(@horai_libera_official)にて
写真・(c)AbemaTV,Inc.・木村哲夫