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勘違いだらけの「体にいい食品」飲酒と相性が悪いキノコは…
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.05.08 06:00 最終更新日:2020.05.08 06:00
「健康」をうたう食品を、全面的に信用していいのだろうか? 管理栄養士の麻生れいみ氏に、「体にいいもの」の意外な側面を解説してもらった。今回は「キノコ類」だ。
「ダイエットや美肌作りに欠かせない」といわれるキノコ類。しかし体質によっては、食べないほうがいい人もいる。
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「『ホテイシメジ』『ヒトヨタケ』といったキノコ類には、『コプリン』という、アルコールを分解する酵素の働きを阻害する物質が入っています。
これらのキノコをアルコールを飲む前、あるいは飲んでから24時間以内に食べると、動悸、頭痛、発疹などの症状が出ることがあり、十分な注意が必要です」
また、「免疫調整ホルモン」として最近、注目されているビタミンDが多く含まれる干しシイタケにも、注意点がある。
「市販の熱風乾燥したものは、含有量が少なめ。買ったら30分ほど自分で天日で干すといいでしょう」
あそうれいみ
大手出版社の編集・ライターを経て、服部栄養専門学校栄養士科卒業。管理栄養士として、大手企業の特定保健指導・栄養相談や、病院の臨床研究においての栄養療法を監修し、医薬に頼りすぎない新しい治療法をサポートしている。最新刊『3キロ体重リセットは簡単! 5日だけゆる断食! インターバルダイエット』(SDP)が発売中
(週刊FLASH 2020年3月17日号)