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47都道府県「おらが村の偉人伝」山形県・阿部亀治

ライフ・マネー 投稿日:2020.06.14 20:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の偉人伝」山形県・阿部亀治

阿部亀治(写真・庄内町)

 

 コロナ対策の影響でいまだ里帰りがしづらい今日このごろ……「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。あなたは、出身地の傑物をご存知ですか? そこで本誌は、47都道府県にまつわる「おらが村の偉人伝」をお届けします。今回は、山形県

 

 

【山形県】阿部亀治

 

 山形県の偉人は、阿部亀治。冷害に強いイネ品種「亀ノ尾」を創り出した人物だ。1868年に庄内町の小作農の家の長男として誕生し、家業を継いだ。

 

 1893年山形県が冷害に襲われた際、神社へお参りに行った阿部は、ほとんどの稲が被害を受けているなか、実をつけている3本の稲穂を偶然にも発見する。

 

 阿部はこの稲穂を4年かけて研究し、冷害や風害、害虫にも強い新水稲種「亀ノ尾」を生み出した。その後「亀ノ尾」は改良を重ねられ、コシヒカリやササニシキが生まれた。

 

(週刊FLASH 2020年5月26日号)

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