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スマホ決済、7月はPayPayで「出前館」30%還元をゲットせよ!
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.17 11:00 最終更新日:2020.06.17 11:00
2019年10月に始まった政府の「キャッシュレス・ポイント還元事業」が、6月30日をもって終了する。この事業は、社会のキャッシュレス化を促進するために、支払いの際にクレジットカードや電子マネー、スマホ決済を使えば、代金の2~5%のポイントが還元されるというもの。
経済産業省の発表では、5月11日時点で、登録加盟店は114万店以上、3月2日までの還元額は約2690億円にものぼる。
この事業開始にともない、スマホ決済で「○○ペイ」が乱立。2019年から、利用者に総額 “100億円あげちゃう” などと銘打つ、激しいキャンペーン合戦が繰り広げられた。だが今では、その騒ぎも収まった感がある。スマホ決済ブームは終わってしまったのか。
「経産省によると、ポイント還元事業で利用された決済のうち、約64%がクレジットカードで、スマホ決済はたったの約7%ほどでした。日本では、まだまだクレジットカードのほうが強いようです」
そう話すのは、消費生活アドバイザーの丸山晴美氏(46)だ。
「スマホ決済が、さらに広く根づくには、もう少し時間がかかりそうですが、メリットが多い決済方法ですし、ブームが過ぎたとはいえ、サービス自体が終了するということは当分ないでしょう。
一時のような派手なポイント還元は少なくなりましたが、6月のPayPay(以下ペイペイ)のキャンペーンは、なかなか魅力的だと思います」(丸山氏、以下同)
それは、対象となるオンラインストアでペイペイを使って買い物をすれば、10%のポイント(上限5000円分)が還元されるというもの(6月30日まで)。
同時開催で、抽選により買い物金額の10倍、または全額(上限10万円分)がもらえるキャンペーンもあるが、こちらはあまり期待しないほうがいいかもしれない。
「利用者数次第ですが、“10倍還元”は1500本、“全額還元”でも1万5000本のみの当選なので、確率は高くなさそうです。むしろ、“10%ポイント還元”が魅力的です。
この時期、ひとり10万円の特別定額給付金で、エアコンを買い替えようと考えている人もいると思います。キャンペーンの対象のなかには家電量販店もあるので、ペイペイで支払いたいですね。さらに購入時にヤマダ電機のヤマダポイントなど、その店舗独自のポイントもつくので、ダブルでおいしいです」