●Q1の答え:正解は(2)の水着!
「正解しなくてもOK。じっくり観察して、『視覚系』脳番地を刺激する問題です。想像力が刺激され、よく見ることでもっと脳が覚醒する、という効果もあります」(加藤医師、以下同)
●Q2の答え:
(1)五輪で金メダルを獲得した女子マラソン選手
(2)国民栄誉賞受賞者
(3)千葉県出身の著名人
(4)平幕優勝した力士
(5)映画『男はつらいよ』のマドンナを2回以上演じた女優
「『記憶系』『思考系』の脳番地を鍛えるクイズ。『記憶系』は、とくに『思考系』『感情系』と密接な関わりがあります。この問題のように、『記憶系』とともに思考や感情を刺激することで、脳番地のネットワークが活性化され、記憶力アップに繋がります」
●Q3の答え:上図も参照
(1)木が短くなっている
(2)腰のリボンがない
(3)アヒル
(4)水着が水玉模様
(5)砂浜が広くなっている
(6)リボンが長くなっている
「間違い探しは、『視覚系』『記憶系』の脳番地を鍛えます。“気づく力” が刺激され、観察力や分析力がアップ、人間関係も円滑になります」
●Q4の答え:上図参照
「『視覚系』『記憶系』の脳番地を養う問題。『モテる脳』への第一歩となる脳番地ですね」
●Q5の答え:上図参照
「『視覚系』『伝達系』の脳番地を鍛えます。返信例はあくまで一例。相手を観察し、言葉にして適切に伝えることが、モテ力を高めますよ」
●Q6の答え:上図参照
「過去を思い出し、『記憶系』脳番地を鍛える問題。さらに、自身の年齢などと結びつけることで自己体験からも感情が揺さぶられ、脳の刺激になります」
かとうとしのり
1961年生まれ。脳内科医・医学博士。米ミネソタ大、慶應大、東大などで脳研究に従事。加藤式MRI脳画像診断法で1万人以上を診断、治療。現在は「脳の学校」代表、「加藤プラチナクリニック」院長。『やる気が出る脳』(すばる舎)など著書多数
図版作成・まるはま
(週刊FLASH 2020年6月16日号)