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1日5分で肌偏差値UP「男のスキンケア」日焼け止めでシミを防げ

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.06.28 11:00 最終更新日:2020.06.28 11:00

1日5分で肌偏差値UP「男のスキンケア」日焼け止めでシミを防げ

 

 50代男性の肌の悩みトップ3は、「乾燥肌」「クマ・たるみ」「シミ」。中年に差しかかり、これらの肌の変化から、自身の老いを実感している人も少なくないだろう。

 

 そこで本誌は、東京・六本木の美容皮膚科「アオハルクリニック」院長の小柳衣吏子先生(47)を迎え、男のスキンケア術を聞いた。

 

 

「まずは1カ月、1日5分間だけでもスキンケアすれば、肌の見た目は変わってきます。ほとんど何もケアしてこなかった男性がチャレンジすれば、お肌の偏差値はどんどん上がりますよ」(小柳先生)

 

 今回は、シミのケア。じつは、肌の老化の原因の7~8割は、紫外線(UV)なのだ。

 

「50代で浴びた紫外線によるダメージは、数年後にシミとなって現われますし、今あるシミを悪化させます。UVカットは、シミ予防のほかにも、シワ・たるみや毛穴の開き、皮膚ガンの予防にも繋がります。

 

 アウトドア好きなら、高機能の日焼け止めを使うべき。紫外線のほかにも、可視光線や近赤外線のカットを売りにするものや、花粉やPM2.5などを弾くことを売りにしたものがおすすめです。

 

 敏感肌で皮膚炎を起こしやすい人は、吸収剤未使用タイプやベビー用の日焼け止めを使うのもいいですね。日焼けしてしまった日は、化粧水で保湿ケアもしましょう」

 

 

 スプレータイプの日焼け止めなら、手を汚さずに塗り直しが可能。ウオータープルーフ仕様なら、汗でも落ちにくい。紫外線の量は、3月ごろから徐々に増え、紫外線A波の照射量は5月で最大値になるので要注意だ。

 

【how to use 日焼け止め】
暑い日でなくても、この時期は大量の紫外線が降り注いでいるので、出かける前に日焼け止めを塗る習慣を。顔はもちろん、首筋や腕など露出部に、まんべんなくムラのないように塗ろう

 


こやなぎえりこ
東京・六本木の美容皮膚科「アオハルクリニック」院長。美容皮膚科医として、男性を含む多くの患者の治療にあたる。日本皮膚科学会認定専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。著書に『美肌の王道』(日経BP社)がある

 

写真・福田ヨシツグ
モデル・美羽フローラ
取材&文・荒井達哉、福永千裕(A4studio)

 

(週刊FLASH 2020年6月2日号)

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