いま熱い「駅そば」の特殊メニュー／京急・えきめんや（2）

「えきめんや」のかじめん

　駅ナカの発達、ファストフード店やコンビニエンスストアの増加……旧態依然では、運営が難しくなっている駅そば。チェーン店は無機質で、没個性で、つまらない。そんな誤解は、これからお見せするなかの一杯でも食べれば、消えてなくなるはず。情熱と創意工夫に満ちた「個性派チェーン」の特殊なメニューを、ご紹介！

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●えきめんや（京急）
・実食店舗／横浜店（京浜急行線横浜駅改札内）
・店データ／
　2015年、チェーンの全店舗が一斉リニューアルし、生麺、手作りかき揚げを使う本格志向の店に生まれ変わった。
・これが美味い！／かじめん（500円）
「えきめんや」12店舗中、横浜店ほか5店舗限定で扱う、海藻の「カジメ」を練り込んだ麺を使ったメニュー。海を感じさせる、京急らしい一杯だ。めかぶを一緒にトッピングすることで、海の香りを高め、温泉玉子で旨みを補う。

取材＆文・鈴木弘毅
道の駅、日帰り温泉なども研究。最新刊は『台湾 “駅弁＆駅麺” 食べつくし紀行』（イカロス出版）

※価格は取材店舗のもので、すべて税込みです

（週刊FLASH　2020年7月14日号）