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ジビエラーメンがブーム!(2)京都編・「脂がコリコリ」猪肉は低カロリー
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.09.22 11:00 最終更新日:2020.09.22 11:00
2018年から、農林水産省がジビエ利用拡大のための施策を講じていることが一因となり、いま「ジビエラーメン」が秘かなブームとなっている。野生の旨味が凝縮された味が、人気の秘密だ。
今回は、日本全国の人気ジビエラーメンから、京都・山城多賀の「山仁 梅本商店」で提供されている「2代目 猪肉ラーメン」をご紹介する。
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猟師がみずから狩猟した動物を調理して提供している同店のジビエは、狩ってから30分以内に血抜きをするというスピーディさで、臭みがまったくないことが特徴。猪や鹿、さらにはアライグマを使った料理まで出てくる同店の看板メニューが、「2代目 猪肉ラーメン」である。
「骨からだと臭みが出てしまうので、スープには、猪の肉から取った出汁を使用しています。肉もスープも臭みがないため、初めて食べた方は驚かれますね」(店長)
どんぶりいっぱいに盛りつけられた、猪肉のチャーシューのインパクトもすごい。
「麺が見えないくらいに、猪の肉で作ったチャーシューを敷き詰めています。猪はコラーゲンが豊富なので、脂がコリコリとしていて、じつは見た目以上に低カロリーでヘルシーなんですよ」(同前)
チャーシュー以外のトッピングは、ネギとゴマのみ。それだけ、ジビエに自信がある証しといえるだろう。
【SHOP DATA/山仁 梅本商店】
・ジビエの一杯/2代目 猪肉ラーメン(450円・税込み)
・住所/京都府綴喜郡井手町多賀下川42-1:JR奈良線・山城多賀駅から徒歩4分
・営業時間/12時~19時
・休み/不定
取材&文・A4studio
(週刊FLASH 2020年9月29日・10月6日号)