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【写真deクイズ】ニッポン上から下まで「ここはどこ?」珍妙すぎる建築
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.15 16:00 最終更新日:2021.01.28 15:40
答えは「会津さざえ堂」です!
1796年、福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5メートル、六角三層のお堂。正式名称は「円通三匝堂」(えんつうさんそうどう)です。
当時飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった僧・郁堂(いくどう)の考案した建物になります。
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「1780年代より、当時の民衆の観音信仰を背景に、江戸の羅漢寺をはじめ、関東を中心として全国各地にさざえ堂と呼ばれる建物が建てられました。
会津さざえ堂も、その一つです。かつては独特な二重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者は、このお堂をお参りすることで三十三観音参りができるという大変合理的なお堂になっています。
上りと下りがまったく別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うことなく安全にお参りできるという、世界にも珍しい建築様式です。建築史上、その特異な存在が認められ、1995年に国重要文化財に指定されました」(広報担当者)