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コロナ禍に負けない! 東京の「愛され百年食堂」駒場東大前・菱田屋
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.23 06:00 最終更新日:2021.01.23 06:00
長年愛される味を武器に時代を生き抜き、美味しいごはんを作り続ける店がある。創業100年を超える「百年食堂」は、受け継いできた味と料理人としての矜持がある限り、コロナ禍にも負けない! 今回は、駒場東大前にある「菱田屋」を紹介。
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ランチタイムには開店前に行列ができる、1908年創業の老舗食堂。店を切り盛りする5代目店主・菱田アキラさん(45)は、「大正、昭和の味を守りながら新しいアイデアも入れて作っています」とフライパンを振る。
店内の黒板には数えきれないほどのメニューが書かれている。ざっと50以上はあるだろうか。
「冬場は本まぐろ、金目鯛、天然ひらめなどの刺身が美味しいです。タラの白子のフライ、豆腐の代わりに白子を使った『麻婆白子』などもおすすめ。メニューは毎日、入れ替えています」(アキラさん)
一番人気は、肩ロースを使った「豚肉生姜焼き」。がっつりと食べたいサラリーマンやキャンパスが近い東大生などに愛されている。
「店を100年続けていける秘訣は、真面目に、基本に忠実に料理を作ることですね。それと、料理の作り置きだけはしない。先代からの教えです。今は、『僕の代で “のれん” を下ろすわけにはいかない』と毎日必死です」(同前)
【SHOP DATA/菱田屋】
・住所/東京都目黒区駒場1-27-12
・営業時間/11:30~13:15(L.O.)、17:30~21:30(L.O.)
・休み/日曜・祝日(土曜日はランチ営業なし)
写真・宮川久
※緊急事態宣言により、紹介した店の営業時間は変更になる場合があります
(週刊FLASH 2021年2月2日号)