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【昭和郷愁館】初代ウォークマン2台と幻の「プレスマン」1台…総額は?
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.28 11:00 最終更新日:2021.01.28 11:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、“あの時代” を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開する本誌新連載。
第2回は、ソニーのポータブルオーディオプレイヤー。計3台で総額は……約50万円だ。
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写写丸(以下、写)「これは、初代の『ウォークマン』!?」
大崎「1979年7月1日発売の『TPS-L2』です。屋外でヘッドホンをつけて音楽を楽しむという文化がなかった時代に、衝撃的でした」
写「このデザイン、カッコよくて憧れました」
大崎「『オレンジのボタンを押すと、2人で曲を聴きながら会話ができる』という不思議な機能がありました。ほぼ使わなかったけどね(笑)」
写「それが、なぜ何台も?」
大崎「イヤホンジャックに注目。『A』と『B』が、『GUYS』と『DOLLS』だったり、また、『WALKMAN』のロゴも変わっているんです」
写「そんな細かいバージョン違いでも、集めたくなるのが “コレクター魂” ですか」
大崎「仕方ないね(笑)。でも本当に思い入れがあるのは、『ウォークマン』の前身の『プレスマン』(写真の白枠内)。録音機能つきで、モノラルだけどスピーカーも装備していた。
僕は当時、大学生で、アメリカでホームステイしていた際は、庄野真代や八神純子をこれで聴いて、ホームシックを克服しました。これぞ、昭和の日本が誇る名機です」
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。全国のコミュニティFMで放送中のラジオ番組『待夢魔神ラジオ版』のパーソナリティ
(週刊FLASH 2021年2月9日号)