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【食堂のおばちゃんの人生相談】52歳・団体職員のお悩み

ライフ・マネー 投稿日:2021.05.24 11:00FLASH編集部

「食堂のおばちゃん」として働きながら執筆活動をし、小説『月下上海』で松本清張賞を受賞した作家・山口恵以子。テレビでも活躍する山口先生が、世の迷える男性たちのお悩みに答える!

 

【お悩み/怠け者さん(52)団体職員】
 毎日の生活リズムが変わらず、刺激がない。新しいことに興味を持つにはどうしたら?

 

 

【山口先生のお答え】
 恋をすることです。恋をしてると生き生きするでしょ。

 

 平安時代の貴族がなんで恋ばかりしていたかというと、恋でもしないとやってらんなかったからですよ。お金はある、戦争はない、テレビも車もスマホもない。

 

 でも恋をすると、退屈な日常が急に光り輝いてきます。もう毎日ルンルン、楽しくてしょうがない。

 

 私は今、1日8~10時間パソコンに向かって書いている生活で、普通の人には拷問でしょう。でも、毎日楽しくて仕方ないんです。

 

 それは私が書くことが大好きで、書くことに恋しているから。

 

 だから怠け者さん、あなたも恋をしてください。相手は人間でなくても、ペットでも音楽でもダンスでもマラソンでも構いません。

 

 刺激は待ってても来ませんよ。自分で創り出さなくちゃ。

 

やまぐちえいこ
1958年、東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。就職した宝飾会社が倒産し、派遣の仕事をしながら松竹シナリオ研究所基礎科修了。丸の内新聞事業協同組合(東京都千代田区)の社員食堂に12年間勤務し、2014年に退職。2013年6月に『月下上海』が松本清張賞を受賞。『食堂メッシタ』『食堂のおばちゃん』シリーズ、そして最新刊『夜の塩』(徳間書店)が発売中

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