ライフ・マネー
気軽に利用できる家事代行サービスでリアル『逃げ恥』体験
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2016.12.31 06:00 最終更新日:2016.12.31 06:00
新垣結衣がヒロインを務めたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)は、回を重ねるごとに視聴率が右肩上がりとなり、最終回は20%超えの大ヒットを記録した。
大学院卒と高学歴ながら正社員の内定が取れず、派遣社員として働き始めたものの、派遣切りにあい休職中の森山みくり(新垣)。父親の紹介で、独身の津崎平匡(星野源)の家事代行を行うことになる。その後、ふたりは夫を雇用主、妻を従業員としたビジネス「契約結婚」を結ぶ。
設定は突飛とも思えるが、契約結婚の内容はリアルだと評判を呼んだ。契約結婚の家事代行料金は月額19万4000円。月曜から金曜日までの1日7時間フレックスタイム制で、土日祝日は休み、代休の申請も可能だ。
その一方、生活費は折半で月給から天引き、給料は月末に現金で手渡し、そのほか、必要な項目はその都度話し合って決めるなどの条件もある。
2011年のデータを基に試算した内閣府の調査によると専業主婦の労働評価額は304.1万円、兼業主婦ならば223.4万円となっている。『逃げ恥』では、誰もが「それくらいならば」と納得してしまう絶妙な金額設定がされていた。
現実に戻り、もし本当に家事代行サービスを依頼すると、どれくらいの金額が必要になるのだろうか? 最近、動画配信やオンラインゲームなどを手掛けるDMMから家事代行サービスが発表された。
スマホアプリを使って簡単に依頼できるその名も「DMM Okan」だ。まるで、本物のオカンのように、掃除や洗濯、料理、買い物を気軽に依頼できる。料金は1.5時間3600円で、消費税と交通費も含まれている。30分単位で延長も可能。
ちなみに、ドラマの月給19万4000円を時給換算してみると、1カ月で22日間働いた場合は約1260円。新垣結衣のような美人「Okan」がいれば、家事の代行以上の幸せは間違いない。