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ダイエットに“効く”酒の飲み方「毎日ちびちび飲むな!週末にまとめて!」
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.22 20:00 最終更新日:2021.07.22 20:00
2016ミス・ユニバースジャパン4位に輝き、食品の機能と体の仕組みに関する知識を習得した、栄養コンシェルジュの西村紗也香氏。
これまで延べ400人以上に食生活を指導してきた西村氏に、ダイエットに役立つお酒の飲み方を聞いた。
「とにかくアルコール度数が高いお酒を控えること。お酒好きには、度数が低いビールかハイボールがおすすめです。日本酒、シャンパン、ワイン、紹興酒は度数が高いのでNG。カクテル系の缶チューハイなども、果糖が多いので避けましょう」
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アルコール分解をおこなう肝臓は、ダイエットでも重要な役割を担う。
「肝臓はお米や小麦製品のブドウ糖をエネルギーに変え、全身に届けます。お酒を飲むと、肝臓はアルコールの分解を優先するぶん、糖質と脂質の代謝が弱まり太るのです。アルコール度数が低いほど、肝臓の糖代謝は早く元に戻ります」
飲み方にも気をつけたい。
「350mlの缶ビール1本で4時間は肝臓の代謝が止まるため、毎晩缶ビールを1本飲めば、1週間で7本×4時間=28時間となり、1日以上代謝が止まっているのと同じ。
お酒を飲んでいるときに摂取した食べ物は、そのまま体脂肪になってしまいます。
なので、毎日ちびちび飲むよりも、割り切って週末に1日好きなだけ飲むほうがダイエットには望ましいです。ただし、お酒を飲むときの食事では、お米を抜いてください!」
にしむらさやか
1989年10月14日生まれ 神奈川県出身 「2016ミス・ユニバースジャパン」第4位。自身のダイエット経験をもとに栄養コンシェルジュとして活動。著書『究極のやせる食事術』(産業編集センター)では「健康的に痩せる」メソッドを披露