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【総額12万円】任天堂のヒット商品「ウルトラシリーズ」知ってる?開発者は「ゲームボーイ」手がけた人物
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.29 06:00 最終更新日:2022.05.29 06:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
写々丸(以下、写) 任天堂の「ウルトラシリーズ」ですか。映画も公開されて、いいタイミングですね。
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大崎 いやいや、これは「ウルトラマン」とは関係ないんですよ(笑)。1966年に発売した「ウルトラハンド」は、140万個も売れる大ヒットを記録しました。1968年に出た「ウルトラマシン」も、100万個売れたそうです。これで親や兄弟と一緒に遊んだのは、懐かしい思い出です。
写 いま60歳くらいの方には懐かしいものなんですね。任天堂って、昔は花札やトランプの会社ですよね。
大崎 そうです。「ウルトラシリーズ」は横井軍平さんという方が手がけたんですが、この方はのちに「ゲーム&ウオッチ」や「ゲームボーイ」などを開発されます。任天堂を世界的企業にした立役者ですね。
写 今の任天堂からは、こんな玩具をつくっていたとは想像もつきませんね。
大崎 ただ、1971年発売の「ウルトラスコープ」だけは、定価が2千980円と高価だったこともあり、約10万個しか売れませんでした。電動式の潜望鏡なんですが、マニアックな一品です。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める