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「アンナミラーズ」最後の店舗が8月に閉店…有名漫画家たちも別れを惜しむメッセージを表明
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.06.15 17:14 最終更新日:2022.06.15 17:21
レストランチェーン「アンナミラーズ(アンミラ)」の、最後の1店舗である高輪店が、8月31日で閉店することが発表された。
1973年に日本での1号店である青山店がオープン、最盛期は首都圏で28店舗を展開したが、2012年には高輪店のみに。その高輪店が、JR品川駅西口の整備事業の移転対象となり、閉店することになったと、運営元の井村屋が6月14日に明らかにした。
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パイやチーズケーキが人気だったが、アンミラといえばなんといっても、あの「制服」。制服に憧れてアルバイトをする女性も多く、間違いなくアンミラの象徴だった。
ネット上には、閉店を惜しむ声があふれている。
《あの制服は絶やしてはいけないと思うんだ…》
《上京して、最初に住んだ所の近くにアンナミラーズがあって…初めてお店入って、ウェイトレスのお姉さんの制服姿に衝撃を受けたのを…いまだに忘れられない!》
《私の世代では、アンミラの制服は女子にとても人気で、バイトはここに行きたいという子も多かったです。》
あの制服の持つ“画力(えぢから)”のせいだろうか、漫画の中に制服が登場したことも。江口寿史氏の作品『エリカの星』や、キャラクターデザインを手がけた『老人Z』では、アンナミラーズの制服がたびたび描かれている。そのことに関連して、江口氏の作品に言及する意見が目立つ。
《アンナミラーズと聞くと漫画家の江口寿史氏を思い浮かべてしまうのは、正しい50代ってことでよいのだろうか?》
《あの制服は人類の至宝だと思ってるけど脳内では江口寿史画で再生される。きっとエリカの星のせい》
そして、江口氏ご本人もアンミラ閉店のニュースに反応。自身のTwitterに
《吉祥寺で初めて作った東急デパート脇の大正通りの仕事場の隣りがアンナミラーズで、打ち合わせとかネームとか、リビングルーム代わりくらいに使ってたなあ。自分にとっては80年代の吉祥寺の象徴でした。》
と投稿している。
漫画家・森田まさのり氏も作品にアンミラをしばしば登場させており、自身のTwitterにこう投稿した。
《アンナミラーズ最後の店舗が閉店か…。「ろくでなしブルース」17話のトビラ絵、太尊たちを描いてますが、最初はいなかったんです。ウェイトレスさんの制服のお尻部分だけ描いたんですが、入稿直前にNGが出て手前に3人を描き加えました。アンナミラーズのパイは絶品だったな…。お疲れさまでした!》
井村屋の発表によれば、今後は「店舗としては高輪店同様の集客力が得られる立地候補を検討しておりますが、現在のところ新規出店は未定」とのこと。根強いファンも多いアンミラ、復活に期待したいところだ。
( SmartFLASH )