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総額8万円!1967年に大ヒットした「水中」マブチモーター、発売当初は“白と青”だった
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.11 06:00 最終更新日:2022.12.11 06:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
大崎 これで遊んだ人は多いはず。マブチモーターの「水中モーター」です。
写写丸(以下、写) もちろんです! 船のプラモにつけて、お風呂で楽しみました。
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大崎 1967年に発売されて大ヒットしました。最初の色は、白と青だったんです。
写 私が知っているのは、白と赤ですね。
大崎 1971年ごろから変更されたようです。現在も、タミヤから販売中です。
写 「空中モーター」というのもあったんですか?
大崎 模型のグライダーなどに取りつけて飛ばすためのものですが、実際にはあまり飛ばなかったようです(笑)。
写 板に車輪とモーターをつけて自動車を作ったり、たくさん遊ばせてもらいました。
大崎 現在のマブチモーターは玩具用だけではなく、自動車の電装部分やドリルなどの工具から、デジカメなどの精密機器まで幅広く使われています。性能が高く、小型直流モーターの分野では世界トップクラスのシェアだそうです。子供たちの玩具を求める気持ちが、その礎となったと考えると、誇らしい気持ちになりますね。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める