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総額8万円!時代や世相を反映する年賀切手「うさぎと少女」80枚シート
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.18 06:00 最終更新日:2022.12.18 06:00
大崎 この時期、年賀状の準備をする人も多いでしょう。
写写丸(以下、写) 1951年の「年賀切手」ですね。干支は「卯」で、来年と同じだ。
大崎 鮮やかな色とかわいらしい図案で人気の「うさぎと少女」です。小型シートはよく見かけますが、折り目の少ない80枚シートは希少です。年賀切手は戦後、1949年から復活。1954年までは赤を基調とした単色でした。1955年以降は、多色刷りの華やかなものになります。
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写 単色だったのは、物資が乏しかったからなんですかね。この切手の紙質も、今の切手と比べると違いますね。
大崎 切手って、時代や世相を反映するものなんですよ。
写 小学生のころは、切手を集めていました。「写楽」とか「月に雁」「見返り美人」……。憧れだったなあ。
大崎 今は収集家が減って、相場も下がっていますよ。
写 そうなんですか。また始めてみようかな……。
大崎 再開するなら、消印が鮮明な使用済みがおすすめですよ。「文通週間」や「寄付金付」の切手などは集めがいがあります。切手は「趣味の王様」といわれるほど、奥が深い。ブームの再燃を期待しています。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央