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総額12万円! 誰もが見たことある「オロナミンCのホーロー看板」貴重な“両面タイプ”がご見参
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.25 06:00 最終更新日:2022.12.25 06:00
写写丸(以下、写) 昭和のころは街に溢れていましたよね、いわゆる「ホーロー看板」。
大崎 1950~1970年代ですね。「金鳥」「オロナイン軟膏」「アース製薬」など……。代表的なものが「オロナミンC」です。
写 でも、今でもレトロ居酒屋などでよく見かけますよ。
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大崎 じつはこれ、壁に貼りつける看板ではなく、通りに突き出すような形で設置する「袖看板」というものなんです。だから裏表、両面に宣伝があるでしょう。
写 おお、確かに。このタイプはあまり見ないですね。
大崎 しかも『巨人の星』『アタックNo.1』という人気アニメの絵柄が入っているんです。
写 『巨人の星』のアニメが1968年から、『アタック~』は1969年から。そのあたりに作られた看板でしょうか。そういえば、私の実家にもホーロー看板が取りつけてありました。
大崎 そうですか。掲示する謝礼というのは、いくらぐらいなんですか?
写 両親の記憶によると、お金ではなく、タオルをもらっただけらしいですよ(笑)。
大崎 なんとも昭和らしいおおらかな話ですね(笑)。新商品が次々出てくる今の時代からは信じられない、懐かしい広告手法です。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔の昭和アイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める
写真・梅基展央