茨城「楽栗フィーロ」栃木「いちごのプレミアムロールケーキ」達人に聞く全国「道の駅」後悔しない“推し土産”【関東編】

 

　全国に1204ある道の駅を、自身のバイクでほぼコンプリートした平賀由希子さん。約15年前に大型バイクの免許を取り、勤め先の飲食店の経営者からツーリングに誘われたのが、道の駅にハマったきっかけだという。

 

　駅を訪れると必ずお土産を購入し、実食してきた平賀さんが、関東地方の道の駅で買える“推し土産”を選出。名産の栗やピーナッツを使ったスイーツなどが集結。まだ味わっていない人は、ぜひここで予習を！

 

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●栃木

いちごのプレミアムロールケーキ　1500円
※季節限定、品切れの可能性あり

「にのみや」

住所：真岡市久下田2204-1

駅がある真岡市は日本有数のいちごの産地。旬のいちごがたっぷりの生クリームとともに、ふわふわのケーキ生地に包まれ、女性でも1本丸々平らげられる。行かないと買えないお土産の代表格。実食したミスFLASH・橘舞クンも「いちごと生クリームのマッチングが絶妙！」とビックリ！

 

●群馬

ふわとろ食パン　350円

「川場田園プラザ」

住所：利根郡川場村大字萩室385

わずか人口約3200人の村に年間約200万人が訪れる、日本一人気の駅。広大な敷地で、テーマパークを彷彿とさせる。村固有のブランド米「雪ほたか」の米粉と国産大和芋を練り込んだパンは、ふわもちの食感がみごと

 

●茨城

楽栗filo（テイクアウト）　880円

「かさま」

住所：笠間市手越22-1

笠間の名物はなんといっても栗。既成のモンブランの概念を打破する、濃厚な栗の薫りにノックアウト必至の逸品だ。平日75食、休日100食の限定品で、休日は開店時に整理券を求める行列が200人にも上り、平日でも14時には売り切れる

 

●千葉

クレイジーピーナッツ（詰め合わせ）　594円
※店頭のみ

「木更津うまくたの里」

住所：木更津市下郡1369-1

房総の玄関口にある道の駅で、名産のピーナッツ関連の商品を多く揃える。なかでもフレーバーごとにカラフルな衣をまとう、こちらがいちばん人気だ。個包装の商品もあるが、おすすめは多様な種類を自分で選べる詰め合わせ

 

●埼玉

いちご大福（3個入）　570円

「いちごの里よしみ」

住所：比企郡吉見町大字久保田1737

国指定史跡の吉見百穴で知られる町は、埼玉一のいちごの産地でもある。駅の周辺もいちご園だらけ。いちご大福自体は珍しくないが「もちもちの皮がレベチ」とか。取り置きもできないので、早めに訪れてゲットすべし

 

●東京

パッションフルーツ プレミアムジャム
※季節限定で現在販売前

「八王子滝山」住所：八王子市滝山町1-592-2

都内唯一の駅。八王子市内でも畑が多いエリアで、広大な直売所の農産物を求め、週末は駐車場が常時満車になる。地元JAと若手農業後継者が、新たな名産にと意気込むパッションフルーツを使用したジャムも、独特の甘酸っぱさで人気だ

 

●神奈川

ご当地ちゃばこ

「足柄・金太郎のふるさと」

住所：南足柄市竹松1117-1

神奈川も県内に4駅と、東京に次いで道の駅が少ない。全国の銘茶を粉末加工してスティック包装し、タバコ状のパッケージに入れたシリーズの足柄版。ここで生産される茶はアミノ酸が豊富で、タンニンは少なめ、豊かな風味で名高い

( 週刊FLASH 2023年5月2日号 )