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総額10万円!1970年「大阪万博」新幹線ステッカーに込められた思い出
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2023.05.14 06:00 最終更新日:2023.05.14 06:00
コレクションのポリシーは「昭和平等」。お菓子の袋から、レアなレコード、高価な切手まで、あの時代を彩ったものなら、なんでも平等に集めてきたコレクター社長・大崎潔氏が、10万点を超える所蔵品から誌上公開!
大崎 2025年に開催される「大阪・関西万博」まであと2年となりましたが、今回紹介するのは、1970年の「大阪万博」に関する一品です。
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写写丸(以下、写) ずいぶん大きなステッカーですね。
大崎 じつはこれ、新幹線に貼られていたものなんです。実際の車両の写真もあります。
写 本当だ! しかし、こんなものどうやって?
大崎 幸いにも関係者からいただきました。写真も、その方から提供していただきました。偶数車両にだけ貼っていたそうです。
写 当時、万博には?
大崎 小学生だったので、親に連れて行ってもらいました。「月の石」を見るのに3時間も並びましたよ。何を見るにも並ぶんですが、夢のような空間で、感激しました。その後、パビリオンのいくつかは移設されましたが、それも老朽化でほぼ姿を消してしまったのは残念なことです。
写 隣にあるのは、公式ガイドマップと入場券ですね。
大崎 精緻な地図で、今読んでもワクワクします。なにより、大阪万博は家族との大切な思い出です。そういう意味でも、この品には特別な思いがあります。
おおさききよし
1961年生まれ 株式会社ブティックオーサキ代表取締役社長。『大崎潔のアイドルストーリー』(NACK5)など多数のラジオパーソナリティを務める